先日の大学の集まりで、今後益々やばいぜ、って話をしていたら、バングラでテロ立てこもりがあり、日本人含む外国人20人が殺された(邦人7人)。その少し前には、トルコ、イスタンブルのアタチュルク国際空港で銃乱射テロ事件があったばかりだ。最近のヨーロッパ便は、空港税が安いという意味と飯がウマイという意味合いから、そして日本を夜中に出て朝方に着いてくれるという時間的便利システムから(他のヨーロッパ便は翌朝に出て夕方に着くので)ターキッシュエアラインズをメインに使っているのだが、またルフトに戻さないといけないのかなあ、とちょと思う次第。ターキッシュと他のヨーロッパエアラインを使うのでは往復ヨーロッパ滞在日数が同じでも時間にしたら20時間ぐらい増えるんだよなあ。
まあそんなことを思いながら、隣のテーブルから聞こえてくる声を収録しておこう。
ターキッシュ君「ほんま、NATOに入って、一応、シリアの攻撃してるけど、本当は、クルド人地域を結構攻めているんだよね。クルド人は、2、3000万人もいて、独立なんかされるとうちの陣地随分減っちゃうからねえ。それにしても、EUに入れてくれよな。」
イーユー君「いやいや、ターキッシュ君は宗教が違うから永遠に我々チームには入れないよ。シリー君は、ほら、ヨーロッパで勉強したインテリ眼科じゃん、ニイチャンが死んだから仕方なく政権握って、統治しようとしたけど、部族社会なんでそんなにうまく行くはずないじゃん、そもそも、俺らがアイクスピコ協定で、シリーとかイラキーとかジョルダンーとか作ったからね。うまく行くはずないよな。でもシリー君は自国民弾圧やりすぎたからねえ。ちょと抑えないと暴走するからなと思っても、反体制がないからさ、しかたなく俺らがお金出して反省力、いや反勢力軍の事由シリー軍を作ったんだよネエ。そしたら、シリー君レバニアン君のチーア派ヒズポラ君の協力得ちゃってさ、そんなこんなでスンニー派第サン勢力のアル痒―ダ系まで参戦してきて、そいつらSIという名前になって、何だか分からない状態になっちゃたんだよねえ」
ターキッシュ君「それは、最近世界の警察君のオバミー君が弱腰だからじゃないのかい」
オバミー君「いや、もうこんなけイラキーで自国民死んだら中東では及び腰になるでしょ。シリー君のところは、石油も出ないし、あまり関わりたくないんだよ、最近家庭が貧乏だしさ。儲け企業全然税金払ってくれないからさ。でもオレの及び腰に、ロシー君がいきり立っているからちょと、ムカつくんだよねえ」
ロシー君「オレのところでは、何人死のうとやってやるぜ、イケイケドンドンだからね。もうシリー君を支援して、アル痒ダ君をやっつけるまでさ」
イーユー君「いやいや、俺らの作った自由シリー軍まで最新兵器でやってくれてるじゃん、困るなあ、皆殺しやめようよ」
ロシー君「いやいや、アル痒ダ君も自由シリー軍も殲滅してシリー君が安泰になると、難民おたくらのところに来なくなるよ」
イーユー君「う、痛いところつくねえ。じゃあ。ほどほどにしといてくれよ」
ロシー君「うちの目的はさ、ほら、イラニー君が最近いきってるからさ、シリー君を従順な部下にして、彼の勢力範囲に歯止めをかけたいだけなのさ。おたくらには、まあ、ウクリーナのこと黙っといてくれたらそれでいいんだよね。それに、アル痒ダ君が勢力伸ばして、またチェッチェー君やチェルケッス君をけしかけて欲しくないんだよね。」
イラニー君「去年ロッシー君うちに来たね。核の話したよね」
ターキシュ君「チョトマテトモダチ、オレは、シリー君がずっと内戦が都合いいんだ。自由シリー軍には、クルド人いっぱいで、こいつら勝利してもらったら都合悪いんだ。ドクリツ独立なんか、いわれたら困るんだよ。生かさず殺さずだよ。ダカラシリー君の陣地の窓口をそ知らぬふりして開けてるんだよ。ロシー君だけでなくイラニー君までシリー君の味方か!」
ロシー君「ターキッシュ君よ、年末にうちの爆撃機打ち落としてくれましたなあ。そいうえば、おたくとはこの500年に10回以上喧嘩してますなあ。プリミア戦争とかLOTO戦争とかねえ。まあ爆撃してくれたからさ、経済制裁させてもらってるよ」
ターキッシュ君「ケッ、この前のウクリーナのときにイーユー君から非難されて経済制裁くらったときに、オレは制裁に参加しなかったから、ドモーとかいって急速に親密になったのに、それって1年だけの親密期間かよ」
サウド君「おいおい。今まで黙って聞いてたけど、おいらも、最近はロシー君と仲良くしているんだぜ。今まではさ、オバミー君と仲良くしてたけどさ。オバミー君はさじぇンじぇンシリー君問題が解決しないからさイラニー君と仲良くし始めてさ、おれら仲悪いの知らないのかね。原油安もうちは安く原油できるから耐えているんだよ、それもオバミー君に頼まれたからだろ。それでSI君の資金源絶とうぜ、っていわれたこともあるし。それに石油採掘費の高いイラニー君をやっつける持久戦って意味もあるんだぜ。それに、原油が安いからイーユー君も今分裂危機でたばくとも何とかやってんだろ?もうイラニー君とは今年入ってすぐに絶交したったわ。だから最近、ちょとロシー君と仲良くしてんだ。」
・・・まだまだ喧嘩口調の話題、敵の敵は味方、自分の利益は他人の損、入り乱れた話が続いていたが、我々ノンポリヨッパライサラリーローンパーソンは馬鹿酔いのまま、次の店に移動したのであった。飲みの集中力は、2~3時間であり、だれてくるし話題も減ってくるが、飲めなくなってくるが、店を変え雰囲気を変えることでまた飲みだし話し始めるとう精神的な動物でもあるのであった。