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久しぶりに、佐藤賢一を読みました。そういや、この人も直木賞作家ですねえ。
リュック・ベッソンの「ジャンヌ・ダルク」が好きで好きで仕方がないんですが、狂気ってゆーか、妄想に取りつかれた少女ジャンヌってのが、ミラ・ジョヴォヴィッチの体当たりの演技とあいまって、始めて映画見たときは、かなり衝撃的でした。DVDも持ってるよ!って、わざわざ買ったわけじゃなく、「面白くなかったから、あげるよ」と剛毅な友人からただで貰い受けました。って、1回も見てないけどね!だって、軽い気持ちじゃ見返せない気がするんだよ! ・・・・・・何、佐藤賢一を関係ない話をしてんの?自分。 というわけで、単に題名に惹かれて買っただけな「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」 短編集ってことすら、読むまで知りませんでした(笑) という訳で、連作でもなんでもない、 えー、感想としては、表題作の「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」は別にどうでもよかったです。(←え?) 佐藤賢一のジャンヌ像に正直、魅力を感じなかったのが理由。そもそも「ジャンヌ」という素材が短編に向いてないんでしょうね。だって、史実の彼女はドラマと謎に満ち溢れてるし。 ジャンヌが王家の血を引いてるという説は根強いですが、そのネタもさらりと扱われるだけ。まあ、主人公はジャンヌじゃなくて筆頭侍従官のジョルジュだから、まあしょうがないのか? で、表題作より面白かったのは、っていうか、ジャンヌを扱ってる作品以外は全部面白かったです(笑) 【戦争契約書】 いわゆる「乳兄弟の契り」みたいなのをついつい想像したくなるけれど、実際は、お金のことしか頭にない、とっても頭の悪そげな友人二人のゆびきりげんまん(笑)なお話。 マラソン大会で、「一緒に走ろうね」と約束しときながら、いざ走り出すと速攻見捨てる、って黄金のパターン(笑)でした。 【ルーアン】 そういや、佐藤賢一をはじめて読んだのは「カルチェ・ラタン」でした。 これもジャンヌを扱った話。どうも、ジャンヌがいまいち。ただ、語り手のジャック・ドゥ・ラ・フォンテーヌの「神の道」と「騎士道」との葛藤は良かった。 この手のジャンヌの周辺にいたその他大勢の群像劇ってのも面白そうだなあ。 【エッセ・エス】 これが、いっちゃん面白かったよ!これだけで、文庫買ったかいがありました。 自分じゃ否定してるけど、ドン・キホーテ並みの元騎士が語り手の、スペイン統一をはたしたフェルナンド2世のお話。 フェルナンド2世が、(作品中ではフェルナンド王子)が、かなり時代の先を見据えた人物として書かれてます。自分で自分を証明することを第一に考え、そのためなら、自ら下僕の役もいとわない。愚直な騎士(←おバカさんともいう・笑)は最初は反発してたものの、一緒に旅をするうちに、すっかり虜に。 語り手の騎士は、フェルナンド王子を見つけて、歓喜の叫びをあげます。それがタイトルの「エッセ・エス」 立ち読みでいいから、これだけでも読んでほしい。そんな「すっきりさわやか、コカ・コーラ」みたいな話でした(笑) 【ヴェロッキオ親方】 読んでると、直ぐに弟子の正体の予想はつくんだけど、そうとわかっていても、最後の一文が良かったです。 【技師】 主人公のアントニオが報われない。最初は頼り切ってたのに、自分達の損になると分かった途端手のひらを返す人達、というのはある種のパターンですが、そうと分かっちゃいても、読むたびにむかつきます。ホント、アントニオが報われない。 【ヴォラーレ】 昔、プリンプリン物語で、「モナ・リザ」の絵が人を食べるってエピソードがあって、それがむっちゃ怖かったせいで、実は、トラウマになってたりします。「モナ・リザ」を見るたびに頭から食べられそうで、マジ怖い。前、パリのルーブル美術館に行ったことあるんですが、本物は結構ちっちゃいですよね。昔ウチにモナ・リザの複製画があったんですが、めっちゃでかかったぞ。親に泣きついて、見えないところに隠してもらった記憶がうっすらあります。そういや、アレ、まだ実家にあるのかなあ。(っていうか、なんでそんなもんが実家にあったんだ?) と、前置きが長くなりましたが、レオナルド・ダ・ヴィンチが主役のお話でした。 「ぐちゃ、と赤い花が咲いていた。」 というフレーズがすごい怖かったです。短編のネタを割るのは、いくらなんでもあんまりなので、「どうゆうこっちゃねん」と気になる方は立ち読みましょう。(←いや、別に買って読んでもいいですよ?) 【解説】 早稲田大学の教授が解説書いてらっしゃいますが、これがあーた、すんごい難しい・・・・・・ ホラ、頭悪いから、自分。なんか、この教授の授業は始まって3分で熟睡する自信があるね!と解説読んで真っ先にこう思いました。だって、意味がさっぱりわかんないんだもの!(←ダメ人間) なんで、大学の先生ってのは、何事も簡潔にできないんですかねえ。・・・・・・と、自分の頭の悪さを棚に上げて言ってみる。 ってな具合で、「エッセ・エス」が一番好みです。 実は密かに歴史好きなので、この手のジャンルも好きだったり。(あんまり量は読んでないけどね) ジャンプコミックスの感想、4連発(銀魂、ネウロ、みえるひと、武装錬金)は、大人としてどーよ、と自分ツッコミをいれずにはいられないので、疲れた体を鞭打って、感想アップしました(笑) ホラ、普通のジャンルの小説だって、ちゃんと読んでるからね!(←何の、ってか誰に対するアピールですか?) こちらの素敵サイト様で感想をよませていただきました♪ →削ル日々 新聞、小説、マンガの感想その他もろもろ雑記 この記事のトラックバックURL:
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ジャンヌ ダルクのリンク集形式のサイト情報です。の情報収集にお役立てください。(2007年07月24日 17時11分43秒)
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