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2006年05月31日
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カテゴリ:読書感想
ちょっと前に読み終わってたんですが、ジャンプやジャンプやジャンプやドラマの感想(笑)にかまけてて放置したまんまでした。これじゃあ備忘録にならんがな。

巷では、速筆誤字脱字王と評されることもあるらしい成田良悟氏の「バウワウ!」「Mew mew!」に続く越佐大橋シリーズ第三弾にして完結編です。

同じライトノベルでも乙一とはまた違う、エンジン前回フルスロットル!な感じで元気一杯な成田作品。
ずばり、葛原がかっこいいんだよ!いつまでも昔のことをぐだぐだぐだぐだ悩みまくりつつ、イザという時にはきっぱりきめる。銃弾だって片手で受け止めるぜ!な島の番犬こと自警団長、葛原宗司。
かっこいいです。もう、感想これだけでいいや。(←え?)

がるぐる!(上)    がるぐる!(下)


そこは見捨てられた地。本土でも島でもなく、日本でありながら日本でもない。陸でもなければ海でもない。佐渡と新潟の間にかけられた、世界で一番巨大な橋。
その中央にそびえる、開発途中で廃棄された、社会に見捨てられた人工島には、いつの頃からか、人が集まり、社会が形作られていった。
法も秩序もない無法地帯。

けれど、そこに住む一部の物好き達は、その地を「楽園」と呼ぶ。

この物語は、そんな見捨てられた島での、美少女と殺人鬼、戌と狗の物語。



というわけで、佐渡と新潟の間にかけられた、越佐大橋に浮かぶ人工島を舞台にストーリーはさくさくと進んでいきます。
この無法地帯を収めるのは、「西」と「東」をそれぞれ縄張りにした裏社会の危ない人達でして、下部組織として西は「自警団」東は「護衛部隊」っていう治安部隊があります。
で、西の自警団長の葛原(←かっこいい!)を初めとして、もうわらわらわらわらわらわらわらわら、おかしな奴らが次から次へと出てくる出てくる・・・・・・・・・

成田さんの作品の特徴といえば、ずばり群像劇。登場人物が入り乱れ、視点があちこちに移動し、最後の最後に伏線が怒涛のごとく収束してめでたしめでたし、という展開が全ての作品に共通しています。なので、上下巻に分かれてたりすると、下巻が出るまでに山のような登場人物をすっかり忘れてしまうので、まとめて買うのが吉。え?忘れるのって私だけ?そんなあ(笑)
ともかく、下巻が出るのを待って、上下巻まとめて買ってまとめて読んだわけなんですが、リーダヴィリティが高いこともあって、一気読みでした。ほっほう、最後はそうくるか!

ともかく、この作品に出てくる自警団長も殺人鬼も爆弾魔も始末屋も暇人魔人も狂犬も猟犬も探偵少女もストリートギャングも誰も彼も、縦横無尽に物語世界を飛び回ってます。
一押しは葛原なんですが、殺人鬼の雨霧八雲もいい感じです。幸せになってくれ!と肩をたたいて言ったげたい(笑)

まあ、登場人物が多すぎるせいで視点がぶれ、まとまりがないとも言えない事もないですが、最後の最後で、謎が一気に明かされ、伏線が収束していく様は、読んでて気持ちいいので、
私的にはノープロブレムです。
ぶっとんだキャラがおおいので、フィクションにリアルを求める人にはお薦めできませんが(←そもそも、そんな人はライトノベルを読まないと思う)、たまにはライトノベルを読んでみるのも、新しい世界が開けて楽しいですよ?


感想を読ませていただいた素敵サイト様
Reading*book booklines.net 読了本棚 ラノベ365日 徒然なーる読書日記  





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最終更新日  2006年05月31日 21時32分02秒
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