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カテゴリ:映画感想・メール更新
フラフラと重心が定まらない歩き方,焦点の定まらない手つき,微妙に女形っぽい見のこなし(笑)の我等が船長,「キャプテン・ジャック・スパロウ」に再会してきました。
公式ホームページ いやいや、面白かったですよう。頭を使わなくていい映画って大好き。(ネタバレありです) 前作でも好感度高しだったエリザベス役のキーラ・ナイトレイが,今作はさらにお転婆でいかしてました。 ホント,女性ってのは気まぐれな海と同じ。本人に悪気はないとしても、火種をばら撒く。 しかも美人とくりゃ絶対無敵です。あな恐ろしや。 そういや、キース・リチャーズがジャック・スパロウの父親役に決まったってのはどっかで読んでたんですけど,あれれれれれ?キース出てこないよ?ドログチャのデビットジョーンズの部下にまぎれてる……わけもなさそうだし,何故何故ホワ~イ?とのんきなことを思ってたら,いきなりのED。 え?え?なんで?途中で終わっちゃうの??どうゆうこと?うへえΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン とビックラこいてたんですが,なんのこたあない,2が前編で,来年5月公開の3が後編なんですね。 ワタクシ,映画を見る前はなるべく前情報をし入れないようにしてるんですが,まさか「TO BE CONTINUE」とは思ってもみなかったので,それくらいは前もってチェックしとけよ自分!とひたすら自分に突っ込んでました。 というか、そもそも、映画冒頭に「2007年5月パイレーツ・オブ・カリビアン3公開」って出てたようで、それに気付かなかった自分がアホすぎる・・・・・・( ̄□ ̄;)!! なんにせよ、次こそキースが出てくるそうで、かなり期待してます。 さて、映画本編。 あの,どこぞの島での先住民族とのドタバタがなけりゃ前後編に分ける必要もなかったんじゃね?と思わないでもないですが,あのドタバタっぷりがこの映画のミソなわけで。 途中,串刺しになったジャックが逃げ惑う様子は,管内で笑い声がもれてました。なんか,ルパン三世を実写でみてるような感じです。あれじゃあ絶対死ぬだろ( ̄□ ̄;)!!,と思わずにはいられないトンデモアクションの数々。カリオストロの城でルパンが城から城へ飛び移るのと似たり寄ったりじゃないですか(笑) ノリンとン提督とウィルとジャックの剣戟もなかなかの迫力でしたし,途中水車の上で戦い出してからは,おいおい,ありえねえ!な感じでなおのこと楽しかったです。 サービス精神旺盛な映画というのが第一印象で、これでもかとアクションシーンが続きます。休む暇なし。ストーリーの必然性とかぐちゃぐちゃ考えるのはよして見た方が吉。 シリアスなアクションシーンにクスリと笑わせるオチをつけるのはかなり好みです。 ただ,デイヴィ・ジョーンズの配下達の造詣はちょっとくどい。もうちょっとシンプルでも良かったんじゃないですかねえ。グチャドロすぎて,ところどころ,何が起こってるのか分からないシーンもありました。 あと、あの先住民族の描写は問題はないのか?ちょっとカリカチュアライズされすぎじゃないかなあ。 1本で完結させて欲しかったという気持ちもありますが(なんせ長い!)、見せ場だらけで見ごたえは十分です。 シーンごとの見せ方はピカイチ。お金を湯水のように使った甲斐はあったんじゃないでしょうか(笑) ただ、3作目も同じような終わり方をしたら、ちゃぶ台ひっくりかえしてるかもしれません。 ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻ドガシャーン!! 以下、キャストごとの感想 【キャプテン・ジャック・スパロウ】 ジョニー・デップって,チャーリーとチョコレート工場のウォンカ同様,なんでこうエキセントリックで奇抜な格好のキャラが似合うんでしょうねえ。相変わらず,キャラに対するデップ独自の解釈には感心しまくりです。これで「シークレット・ウィンドウ」みたいなサスペンスものの主人公のも演じられるんだから,その芸達者ぶりには思わず帽子を噛んじゃう勢いです。アクションシーンだってなんなくこなすしね。 「呪われた海賊達」の撮影時、お偉いさん方はデップのヒーローらしからぬ演技に怒り心頭で、デップを下ろせ発言まで飛び出したそうですが、そんな横槍にもめげずに,とぼけたジャック像を保ち続けてくれたデップは偉大です。 【ウィル・ターナー】 典型的な巻き込まれ型。しかも,すぐに他人を信じてしまうので,貧乏籤引きまくりのウィルくんでした。 オーランド・プルームは相変わらず端正なお顔ですが,デップのジャック・スパロウの印象が強すぎて,なんか貧相なイメージ(笑) 巻き込まれる割には,ちゃっかりその場その場で指揮をとっちゃうしきり屋さんっぷりは相変わらずでした。鍛冶屋っていう身分を恥じてた割には,どうどうとした指揮っぷり。 あんなに自信たっぷりに命令されちゃ,思わず従っちゃうよね。 3では,父親を救い出す勇姿よりも,エリザベスの幸福を願って,一人早合点して身を引くようなダメ男っぷりに期待したいです。 【エリザベス・スワン】 もう,海賊になっちゃえよ!というくらい男装と剣が似合うお嬢様を、前作に引き続きキーラ・ナイトレイがいきいきと演じてました。これでラム酒のビンでも持たせれば絶対無敵です。ノリントン提督をビンで殴り飛ばすくだりは思わず拍手喝采(笑) ジャックとウィルとノリントンがチャンチャンバラバラ戦ってるのを見て,ヒステリーを起こすエリザベスがかなりかわいい。 (暑さにやられるようなおとなしいタマじゃないくせに)暑い~とか言いながら倒れた振りをしてみたり。そして、それを完璧に無視されたり。拗ねてあぐらをかいて座ってみたり。とにかくかわいい。 かなり魅力的でした。デップとどっちが魅力的だったかって聞かれると、真剣に悩みそうです。 【デイヴィ・ジョーンズ】 さまよえるオランダ人が元ネタと見ましたが、あってるかな? ビル・ナイ演じてるんですが、エンディングのキャストを見るまで、これっぽっちも気付きませんでした。 気持ち悪さたっぷりに典型的な悪役を演じてましたが、あんなに原型とどめないくらいの特殊メイクが必要だったんですかねえ………あれじゃ、誰がやっても同じじゃ………あ、言っちゃった。 【ノリントン提督】 ジャック・ダヴェンポートってかっこいいよね。(え?それだけ?) 最後、まだ映画を見てない人は絶対読んじゃダメ!なネタバレに付き反転してます。 最後の最後で、バルボッサ船長,出たー! これでより一層、3が楽しみになりました!☆(≧▽≦)☆ あ、一つ大事なことを忘れてた。エンドロールの途中で席立っちゃダメですよ~。 ネタバレ反転→ワンコが3で再登場してくれることを超希望!あのまま食べられちゃったりしたら、ワンコ好きとしては耐えられません(泣) アリゾナ映画ログという素敵サイト様は情報の宝庫でした!☆(≧▽≦)☆ キーラ・ナイトレイがカツラだったとは……! 特にサイコロのルールは、映画をよりよく理解できるので必見です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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