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2007年06月02日
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カテゴリ:読書感想

あの「京極堂シリーズ」が大好きな人は必読!

「こち亀」を読んだことなくても、この短編だけは読むべし!

というわけで、「小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所」に収められている京極夏彦さんの短編 「ぬらりひょんの褌」の感想です。



で、なんで「京極堂シリーズ」ファンは必読かって言うとですね。
平成のこの世に、あの中野の古書肆、

京極堂こと中善寺秋彦がご存命だったんですよう!☆(≧▽≦)☆!

年齢的に、生きててもおかしくはないだろなと思っちゃいたものの、作者自らこうして作品の形で描写しくれるとありがたみが全然違います。


「どすこい。」にでてきた南極夏彦なんかひたすらどうでもいい(笑)
こち亀のノベライズってのもどうでもいい(←待て)
全ては京極堂に全て持っていかれました。

「地味な和服姿で杖をついている。」
「老人とは思えないほどによく通る、落ち着いた低音だった。」



イメージはこんな感じ?

「動物のお医者さん」大好きです♪
「動物のお医者さん」9巻の二階堂に「猫の泉」を教えてくれた老人。
そういえば、年齢もピッタリかも(笑)




大原部長が大学生の時に出会った妖怪の正体を、京極堂がサラリと明かす……というのが大雑把なあらすじですが、京極堂と両さんが知り合いだったって言うのは、すんなり納得できます。
なんたって、榎木津っていう突拍子のないキャラがすでに存在してるだけに、ここに今更両さんが加わっても驚くに値しないっていうか(笑)
今でも、中野の老人にだけは頭があがらない両さんってのもいいかもしれない。
っていうかいい!(きっぱり)

本人は登場しないし、名前もかたられませんが、おなじみのキャラが今どうしてるのかは分かりました。関口くんは既に死んじゃってる(最後は安らかに畳みの上で死ねたのかなあ…泣)ようですが、榎木津さんはビックリ、いつの間にやら何をどうしたのか、今や財閥の長をやってるらしいです。お兄さんはどうしたんだ!
で、青木くんあたりは、どうやら順調に警察の中で出世した模様。ちゃっかりしてるなあ。
木場修や敦子ちゃん、その他主要キャラは語られずじまいで残念ではあるんですが、ものすごく気になることが一つ。

京極堂ってば、孫がいるんでしょうか、孫が!

孫世代が万屋っぽいことしてたりしないのかな。してたらいいな。あー、妄想が広がるったら(笑)

って、ほぼ京極堂シリーズ絡みのことしか書いてないですが、一応これは「こち亀のノベライズ」でして(←一応言うな)、出てくるこち亀ワールドの登場人物は大原部長と寺井だけってあたり、さすが京極さんひねくれてます。
で、そんな大原部長と寺井ですが、台詞の微妙な節回しが秋本キャラっていうより完全に京極キャラとなってました。メタな突っ込みも楽しい♪

両さんが登場しないとこはちょっぴり減点ものではありますが、必要以上に燃えた(萌えでも可)短編でした。
さすが京極さん、他の短編に比べて ちゃんと推理小説になってたあたりもお見事。

たった50ページ足らずなのに、すっかりお腹一杯♪ ごちそうさまでございましたm(_ _)m


   
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最終更新日  2007年06月02日 22時33分37秒
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