重くて、重くて、そして重かったです。
このドラマがダメだったら、今クール、ドラマ感想は止めようと思ってたんですが、松山ケンイチは偉大でした。演じる役によって、雰囲気がガラリと変わる。

目力があって、声が良くて、視線が動けば画面も動く。
ただ、そこに座ってるだけで絵になる力がある。

風太郎の父親役の椎名桔平さんや母親役の奥貫薫さん。脇を固めるキャスト陣も視聴者をドラマに引き込む力がある。

原作は全く知らないんですが、伊豆屋のシーンで息抜きができるかもしれないとして、

「生きるために必要なのは金だ　金のためなら何でもするズラ」

松ケンの言霊と目力は半端ないとして、やっぱりこう思うわけです。

視聴率悪そうなドラマだなぁ！（￣□￣；）！！

明るくてちょっと切なくて哀愁もあった「セクシーボイスアンドロボ」も視聴率では惨敗でしたが、更に惨敗しそうな予感がします。

演出も、音楽も、テンポもストライクゾーンど真ん中。
私は毎週正座して見る勢いで引き込まれてたんですが、そもそも、ウキウキな土曜日に、こんな重たくって暗いドラマ、見る人いるのか？（ぇー

そ、それはともかくとして、松山ケンイチがこのドラマの向こうにどんな答えを用意してくれるのか。

まだ始まったばかりですが、「読書とジャンプ」は「是逃げ場」……間違えました。
「銭ゲバ」を盛大に応援してます。