日本の英語学習における英語教授法導入に関する考察
「英語教授法」を研究する意義
日本で英語が学ばれるようになり、これまで様々な英語教授法が乱立してきた。しかし英語教授法の多くは、日本と言語環境の異なる外国(おもにアメリカ・ヨーロッパ)で考えだされたものであり、それをそのまま日本で受け入れた場合、言語環境の違いによる歪みが生じる可能性がある。日本で実行されてきた先行の教授法は、はたして日本人の言語環境というものを考慮したときにどの程度成果をあげてきたのか、日本の言語環境に本当に適していたのか。そこで、日本における英語教授法の歴史を、諸外国での状況(例として韓国を取りあげる)とあわせて研究することによって、先行の教授法の有効性・不適合性を検証する。これによってそれぞれの教授法を日本で実践することを仮定した場合の当否を考える。
問題提起
先行の教授法は日本の言語環境というものを考慮したときに、日本人の言語指導法として適切なものであったかを、諸外国における例もふくめた検証により、日本の言語環境に適した英語指導法の当否を示し得るか、という問題を提起する。
主張
私たちは先行の教授法には日本の言語環境には完全には適合しえない部分が含まれており、その部分を検討することによって、それぞれの教授法を日本で適用した場合の当否を示すことができる、と主張する。
根拠
(1)日本で応用し得る英語教授法の検討
(2) 韓国の英語活動から見える日本の英語教育の指針
(3)これからの日本の英語教育(小学校の英語教育における現状をふまえて)
内容の詳細(Roadmap)
[日本での英語教育の実践例]
これまで日本で行われてきた英語教育の中から、特徴的な教授法を取りあげる。
[種々の英語教授法]
言語構造を教えることを中心とした指導法
The Oral Method The Oral Approach GDM
The Silent Way Suggestopedia TPR CAI
2 言語を使った課題をこなすことを中心とした指導法
TBLT
心理学の分野を取り入れた指導法
Community Language Learning
ニーズ分析の結果を取り入れた指導法
Communicative Language Teaching English for Specific Purpose ..