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カテゴリ:破魔矢・羽子板・お正月飾り
雛人形、五月人形、鯉のぼり、破魔弓・羽子板の節句人形専門店吉浜人形です。
赤ちゃんが生まれて初めて迎える年越しとお正月に女の子には羽子板、男の子には破魔弓(はまゆみ)を飾ります。 誰が贈るの? 羽子板、破魔弓は一般的には母方の実家から贈られていたものですが、今では、両家で折半するなど様々です。羽子板は11月あたりから店頭に並びはじめますので、12月初旬には飾りつけができるように購入するとよいでしょう。 どこに飾るの?いつかいつまで飾るの? 羽子板の設置場所などに決まりはありませんので、ご自身のセンスでお飾り下さい。破魔弓(はまゆみ)の飾り場所は、かつての主流は床の間でしたが、現在の住宅事情では、床の間がない場合も多いと思われます。その場合は、魔除けの意味からお子様の寝室や皆様に見て頂ける場所がよいでしょう。 いつ頃飾るの?いつまで飾るの? 旧年の風に当てることから、12月の大安などの良い日に飾ります。羽子板、破魔弓(はまゆみ)は小正月(1月15日)過ぎにしまうのが一般的ですが、縁起物ですので、一年中飾っていても構いません。 収納は? 羽子板、破魔弓(はまゆみ)を収納する場合は、晴れた乾燥した日を選びましょう。しまう際は、防虫剤は少なめにして乾燥した場所を選びましょう。 羽子板について詳しく教えて? 羽子板の歴史は古く、七世紀から宮中で行われていた「毬杖(ぎっちょう)遊び」が起源と言われています。これは先がヘラのような形をした杖(毬杖)で毬を打ちあう遊びです。この杖が変化して羽子板になったものと考えられています。江戸時代になると、大名の間で、年の暮れに女児の生まれた家に羽子板を贈ることが慣例となり、羽子板は女の子の厄除けという認識が醸成されていきました。羽子板で突く羽の玉、あの黒くて堅い玉は「むくろじ」という大木の種です。この「むくろじ」は漢字で「無患子」。すなわち、「子供が患わ無い」という意味です。また、羽子板の羽がトンボに似ていることから、子供の病気の原因となる蚊をトンボが食べてくれるように、また、羽を恐れて子供が蚊にさされないようにという、女の子のお守りともいえるものです。羽子板は大抵の場合、ケースに収納されていますが、それ以外にもスタンドが用意されていたり、裏面にも絵が描かれていることからケースから完全に取り外して裏面も見えるように工夫されているものまで様々です。 破魔弓について詳しく教えて? 破魔弓(はまゆみ)は文字通り、魔よけ、つまり厄(やく)払いのお守りです。破魔弓(はまゆみ)にはいくつかの起源に関する説があります。いずれにしても、弓矢には邪気(じゃき)を払う特別な力があると考えられて、さまざまな行事、神事に使われることが多かったようです。弓矢はもともと武器でしたが、平穏な世の中と人々の無事を祈る魔除けの道具として親しまれるようになりました。また、矢の羽「むくろじ」という大木の種に鳥の羽をつけたもの。この「むくろじ」は漢字で「無患子」。すなわち、「子供が患わ無い」という意味です。また、破魔弓(はまゆみ)の弓がトンボに似ていることから、子供の病気の原因となる蚊をトンボが食べてくれるように、また、羽を恐れて子供が蚊にさされないようにという、男の子のお守りともいえるものです。その後、破魔弓(はまゆみ)の作りがしだいに豪華になっていくにつれ、飾ることが主流になり、平穏な世の中と無事を祈る魔除けの道具として親しまれるようになりました破魔弓(はまゆみ)には様々な形状をしたケースが用意されています。 さらに羽子板・破魔弓飾る意義については一般社団法人日本人形協会様の 「ご存じですか?破魔弓・羽子板を飾る意義」はこちら 吉浜人形についてはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月05日 10時05分25秒
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