|
カテゴリ:各地の風景(旅行話)
呑気に三陸ツーリングを綴っておりますが、北東北の豪雨に少々複雑な気持ちではあります。
第2日目の続き・・・ 気仙沼港を後に唐桑半島へ。唐桑半島は気仙沼市東部に突出したリアス式海岸の半島です。半島中央を走る県道のアップダウンを繰り返して約50分、半島先端の御崎神社に到着します。 御崎神社は1000年の歴史を持つ海の守り神で、お三方が祀られています。 日本武尊(ヤマトタケルノミコト=諸願成就等の神様) 素戔鳴尊(スサノオノミコト=海の神様) 大海津見神(海の神様) 私の他に参拝客はおらず、駐車場には路線バスがぽつんと停まっていました。 この唐桑半島の中央東部に「巨釜半造」という、大男を想像させるような岬があります。巨釜とは、湯が煮えたぎるように波が逆巻くことから名付けられましたが、そのシンボルがこの「折石」です。高さは約16m幅3m。元々今より2m高かったのですが、1896(明29)年の三陸大津波で折れてしまい、今の高さになったそうです。 一方半造は、釜が半分だけできたような形に見えることからその名がつきましたが、折石のような奇石は見当たらず、観光バスも来て賑やかだった巨釜に比べて閑散としていました。 (半造先端からの眺め) 判官びいきで、わかめラーメンしかメニューが見当たらなかった食堂で昼食を摂り、再び三陸海岸沿いに北上します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[各地の風景(旅行話)] カテゴリの最新記事
|