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カテゴリ:岩手の風景
外出しようとした時、珍しく拙宅の電話が鳴りました。「セールスの電話じゃろう」と思いながら受話器をとると、高校時代の同級生の声が聞こえてきました。すっかり失念しておりましたが、今年は5年に1度開催される同窓会の年でした。とはいえ、南部藩から下総の国までは一寸遠いです・・・。
そろそろ盛岡市以外の街もご紹介していきます。まずは県南端の街である一関(いちのせき)からスタートでございます。 現在の一関市は平成の大合併で対等合併した7市町村により誕生した新・一関市で、面積は三十五市町村で最大の約1,133平米、人口は第3位の約12万人を有しています。廃藩置県以降合併・編入を繰り返して現在の大きさになったのですが、西方は秋田県にまで接していると、今回初めて知りました。 ちなみに一関の名は、奥州藤原氏が北上する敵から平泉を守るために関所を置いた事によるという説が有力のようです。 この一関市でご紹介するのは「県最南端の地」です。岩手県の南にある宮城県と接するのは、この一関市の他に藤沢町と陸前高田市がありますが、その中で一番南の県境であると思われるのが「糠塚幹線排水路」です。 (県最南端の地を流れる糠塚排水路 -一関市花泉町永井 H20.4.6-) 市の中心(市役所)から直線で20キロ以上離れているこの付近には水田が広がっています。「県境=峠or川」という先入観を持っていた身には、細い水路が県境ということに一寸違和感を感じました。 (これがなければ県境と気づきません -一関市花泉町永井 H20.4.6-) 一関の有名な観光地で厳美渓(げんびけい)と猊鼻渓(げいびけい)があります。一関駅を挟んで東西正反対の観光地で、間違える人が結構いるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月11日 20時48分33秒
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