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カテゴリ:栃木の風景
先日録画したバラエティー番組を観たところ、過去の傑作集を流していました。放送開始が昭和末期の長寿番組ですので、傑作の中には平成初期に放送されたものもあったのですが、内容の面白さもさることながら、司会の女性(同じ人物です)の衣装や化粧に時代の変化を感じるモノがありました。ボディコン服や太い眉・・・懐かしいというか何と言うか・・・。
本日ご覧いただく栃木県は日光市(旧足尾町)の「小滝の里」でございます。旧足尾町は足尾銅山のあった町で、渡良瀬川や銅山、精錬所跡がよく知られていると思いますが、銅山は渡良瀬川沿いだけではなく、その支流である庚申川を遡った小滝地区にもあり、これらを総称して足尾銅山と呼ぶようです。 その小滝地区に銅山が掘られたのは1885(明治5)年7月のこと、その5年前に足尾銅山経営を始めた古河市兵衛によって開抗が始まりました。それ以前は「下駄づくり屋が1件あっただけ」の集落でしたが、銅山開抗に伴い銅山施設と集落・病院・学校等が次々と出現し、最盛期の大正年間には人口1万人の大集落となりました。 しかし戦後に銅山経営の合理化が進み、1954(昭和29)年に小滝抗は閉山。人々は一気にこの町を去り、数戸を残すだけになったそうです。小滝地区より上流には足尾温泉があり、そこへ行く人は小滝を通過するのですが、道端に建つ石碑に足を止める人はほとんどいないことでしょう。 (今はひっそりしている小滝地区 -栃木県日光(旧足尾町)-H17.6.26-) 昨年の今日は・・・「295)盛岡散歩 区界峠の大カーブ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月27日 16時54分13秒
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