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カテゴリ:私的岩手通史の旅
本日、阪神淡路大震災から15年経ちました。おりしも日本の反対側にあるハイチでも大地震があり、改めて地震の恐ろしさを思い出しました。岩手県でも私が南部藩士になってから2度大きな地震がありましたが、平穏な日々が続くと忘れてしまいます。そういえば2度目の地震後、本社幹部が会議の席上「地震対策をルール化する」と言っていましたが、どうなったんだべか?
旧石器時代2 金森遺跡(一関市) 私的岩手通史の旅、前回は県内最古と言われる金取遺跡をご覧いただきましたが、時代を下って紀元前約2万年の遺跡とされるのが、一関市花泉町にある「金森遺跡」です。前回の金取遺跡は丘陵沿いにありましたが、金森遺跡は金流川近くの水田地帯にある遺跡です。道端には「氷河時代の野牛」「ハナイズミモリウシ古代生息地」と書かれた看板が建っています。 金森遺跡の発掘が始まったのは古く、1953(昭和28)年の第1回目から7次に渡って調査が行なわれました。石器や住居跡は出てきませんでしたが、オオツノシカの角と完全な野牛の頭骨化石が発見されたそうです。 (獣の骨捨て場だったのでしょうか? -一関市花泉町花泉 H21.11.8-) 遺跡というのは保存のため、発掘調査が終わると埋め戻されます。金森遺跡も看板が無ければただの水田です。想像力が豊かでないと往時を想像するのは難しいですね。この私的通史の旅は、これが無ければ続かない気がしてきました。 1年前のメニュー・・・「435)栃木散歩 那須塩原市(那須岳)」 2年前のメニュー・・・「151)山口県つまみ食い12 下関市(ふく)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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