|
テーマ:愛犬のいる生活(75730)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ここ数年、昼メシに何を食べようか?と迷ったことはない。
弁当を持たされているからだ。 どん「クンクンクン、お弁当チェーック、クンクンクン」 どん「フガフガフガ、いつもと違う匂いが、フガフガフガ」 ヨメの仕事からの日は、俺が先に家を出る。 俺「行って来るからな、良い子にしてろよ!どん」 どん「ウゥゥゥ、連れて行って・・・」 俺「ダメだよ、土日以外は」 どん「そこを、なんとか・・・」 この日の弁当は鯛メシだった。「骨ごと食べれるからね」とヨメが言っていたので、その通りにしたら・・・「ガリッ」・・・少し歯が欠けた。 ヨメが弁当を作るようになったのは、一緒に暮らし始めて半年ぐらい経った頃だった。 たまに、昼メシを抜く日があるのがバレてから持たされるようになったのだ。 最初のうちは強烈な弁当もあった。 骨付きスペアーリブやホルモン焼きが入っていたのだ。あれには驚いた。 家に帰ると、お帰りなさい攻撃が始まる。 まずは飛びかかり攻め、次に戯れつき攻め、最後はソックス攻めだ。 俺「どん、やめなさい!ネネに見られたら、怒られるぞ」 どん「ガブガブ、ガブガブ」 ネネ「ど~ん、何やってんの?」 俺「ほら、お尻たたかれるぞ」 一段落すると・・・ どん「お弁当食べた?」 俺「あぁ、食べたよ」 どん「おいしかった?」 俺「まぁまぁかな」 どん「ちゃんとチンした?」 俺「面倒くさいから、しなかったよ」 ネネ「ちょっと~、また弁当箱を洗ってないじゃん!」 どん「ほら、怒られた」 ヨメの弁当作りには、ちょいと下心がある。 小遣いを節約させて、何かを買わせようとしているのだ。 しかし、俺が今まで生きてきた人生で、誰よりも多く弁当を作ってくれているのは 現ヨメに間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|