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ELCEED-Exceeding Lover Expectation EveryDay

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2006.08.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
9.11をテーマにした「社会派ドラマ」という謳い文句の映画、

ユナイテッド93。


昨日の日本沈没に続き、


今日も映画を見に行った。


開演5分前についたらなんとほぼ満席。


200席近い席なのに・・・


昨日と違う、観光地の映画館だったからだろう。


終戦記念日だったからか年配のご夫婦が多少多かった。



作品・・・良かった。


「映画」という面では屈指のできばえで、


恐怖感と臨場感を考えると、


私が始めて映画館で見ないほうがいい映画と考えたくらいだ。


特にこれから一週間以内に飛行機に乗るような人は絶対に観てはいけない。


それくらい迫力があり凄いできばえの映画である。


「映画」としてのみ観るならば、最高のできだろうと思った。


ただし一点、あまりに残念なことがある。


どうしても見る人にもっと意識して欲しいことがある。


マスコミの流す映像、情報を客観的に見ていかないといけない。


何の疑問も持たず、アメリカに賛同するのは危険だ。


もっと製作者・配給先から、語りかけて欲しかったことがある。


それはあとで書く。



これまで映画館で見ないほうがいい映画の筆頭はシャイニング。


映画館で見たら、狂気に至ったジャックが振り向く顔や、


迷路を追いかけるカメラのスピード・・・


スリルのあおり方では私の人生で最高の出来で、


これも覚悟をしなければなかなか映画館で見ないほうが良い映画だった。


キャストだけでも半分以上成功してると評されるくらい、


役者がイイのもあるけど、


カメラワークひとつでこれほどまでイメージが変わるのか、


とこの映画の虜になったのを覚えている。


ちょっと話がそれた。



ユナイテッド93は、


リアルなテロをテーマにしており、


監督・製作・脚本とも、客にこびない作品創りの名手、


ポール・グリーングラスが担当した。


ボーン・スプレマシーの監督だ。


硬派だよねえ。。。


作品のできということだけなら、


98点くらいの価値はある。


カメラワーク最高。


俳優の演技力最高。




昨日の日本沈没・・・


映画のできばえだけでみれば80点。


俳優の演技力は、主演男女入れると40点。


入れないと65点。


主演男女は、台詞を口で語るのではなく、


もっともっと、心で語って欲しかったよ・・・



また話それてるし(笑)。


さてユナイテッド93。



一点、これを盲信してはいけないことがあるのに気づいた。


この映画を観る人に対し、


ある点を何もコメントしないで配給するのは、


ひどく残念で恐ろしい気分にもなった。




この映画はアメリカ文化の維持が大前提だ。


いろんなサイトの様々なレビューには、


テロはいけない、


憎むべき行為だ、


云々のテロ否定派の意見がずらり。


テロ行為に一切の賛同をするつもりはないが、


この映画でテロに踏み切るイスラム原理主義者グループは、


スクリーン上、多くの宗教的儀式や言語を見せている。


宗教色が強すぎた。


製作者の意図というか、


まあハリウッド映画はある意味アメリカ文化の広報だから仕方ない点もあるが、


アメリカ文化を崩壊させる圧力には屈しないと言うことが正義だというメッセージが読み取れてしまう。


この映画に宗教的な敗北を示したことで、


新たなテロへのモチベーションは高まるはずだ。


宗教を見せるべきではなかった。


それを見せるなら、


ある宗教を攻撃する意図はないとはっきり謳うべきだった。




これを見せられたイスラム教の方は何を思うだろうか?


攻撃に対し力で報復することは無論、新たな攻撃を呼び起こす。


イスラエルをとりまく情勢に心が痛む人は多いだろう。


だがこの映画を観て、


イスラム原理主義弾圧だ、


恐ろしい映画を作ったな、アメリカは、


と思う人は少ないようだ。


マスコミに踊らされてはいけない。


この映画は文化的な攻撃になっていて、危険な映画だと思った。



ぜひ観にいくか、パニック・スリルに弱い人は将来DVDにでもなったときに観て、


私の言ったことを確認していただきたい。


そしてもし劇場で観たなら、エンドロールの音楽は聴いて欲しい。


すごくスリルを感じるイマジネーションくすぐられる音楽でしたから。


このあたりのこだわりも凄いと思った。



ふー。。久々語ったなあ・・・





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Last updated  2006.08.16 01:12:02
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