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抗議で殺処分できず 大阪、ブルセラ症の犬
【転 載】 大阪府和泉市にある犬の繁殖販売業者が飼育していた犬が「ブルセラ症」に集団感染した問題で、大阪府は27日、陽性反応が出た犬を殺処分しようとしたが、処分に反対する愛護団体のメンバーが詰め掛け、作業できない状態が続いた。 処分の対象は103匹。府によると、職員が朝、犬の飼育されている和泉市の飼育場から運び出す予定だったが、愛護団体のメンバーら約30人が抗議しており、搬出できないという。 犬は当初257匹飼われていたが、さらに6匹いることが判明。その後死んだりしたため現在は240匹になった。陰性だった犬137匹は再検査し、再度陰性が確認されれば譲渡する。 府は今月、外部有識者らでつくる会議で処分を決定。「ブルセラ症は投薬治療しても完治せず、再発の可能性が高い。感染拡大を防ぐための決断だ」としている。 (共同) (2007年02月27日 12時22分) ブルセラ病の犬 処分できず ByNHK関西 【転 載】 大阪・和泉市の犬の繁殖業者が飼っていた犬100匹余りが「ブルセラ病」という感染症にかかっていた問題で、大阪府は、犬を安楽死させ処分するため、けさ現場に職員を派遣しましたが、処分に反対する動物愛護団体に阻まれて作業に入れず、きょうの処分を中止しました。 この問題は、和泉市の犬の繁殖販売業者が飼っていたおよそ260匹の犬のうち100匹余りが流産などを引き起こすブルセラ病という感染症にかかっていたもので、大阪府は、「治療しても再発のおそれがあり、人に感染する可能性もある」として、感染した犬を安楽死させ処分することを決めています。 大阪府は、けさから犬の処分を行うため、府の職員や獣医師など40人あまりを和泉市の現場に派遣しましたが、大阪に本部がある動物愛護団体のメンバーら10数人が、「安易な安楽死は許せない」と入り口をふさいで抵抗し、4時間以上たっても作業に入れませんでした。 大阪府は、「これ以上妨げると、公務執行妨害にあたる」と警告して説得を続けましたが、動物愛護団体側に応じる構えがないことから、さきほど正午にきょうの処分を中止することを決めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月27日 13時17分47秒
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