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2015年08月17日
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●あるブログ(0歳からの知育と英語『本物の幼児教育とは』)で下記の記述を見た。コメントを入れようとしたが入れられないので、ココにおいておきます。

「ピグマリオンでは指折り算について「どんぐり倶楽部( )」とは180度異なる立場を採っていますが、なぜ指折り算を良しとしないかという理由についても、この本の中で説明されていました(数能力の範囲が限定される)。」

...失笑した。「数能力の範囲が限定される」...ふふふふ...ひょっとして、いつまでも具体物で行くほうがいいと思っているのだろうか?数と量の混乱をしていて、「数量感覚」という本来は「数の感覚と量の感覚」というべきところを「数量感覚」という言葉(概念があると思って)をそのまま使っているのだろうか?数と量とは全く異なる概念ですから、吸収の仕方が異なるのに、困ったものです。...しかし、多いんですよ...よくある基本的な勘違いというか検証不足の結果が、100玉算盤に代表される、「いくつの数までを実感として捉えるべきなのか」という命題に対する理論的で生理的にも明快な回答を持たない人達の適当な回答が「100までは...」「できるだけ...」である。

●この説明のどこに理論が在るか?どこにもない。「感覚的に」いっているだけです。つまり、保護者が「まぁ、大体そんなもんじゃない」と思うような数を適当に並べているだけである。

<ドット>しかり、<Big算盤>しかり、<丸いタマタマ>しかり、である。 

*特に<ピグマ>におては、書いてあることは非常にいいことばかりなのに教具・教材・内容が、その書いてある<いい部分>を具現化するためのものではないことは長い間の疑問である。例えば、ヌマーカステン→従来の教える・繰り返すといった指導法では、数の概念をきちんと学ぶことはできません。数認識や数処理法は、10進法、その前にまず5進法から指導する必要があります。そのために作った学具がヌマーカステンです。 」と教具の説明にある。

ここでも、いいことは言っている(5進法→10進法と進めること)のだが、最重要課題である「自然数の基本である1対1対応から入ること」がない。さらには、自然数は不揃いでも対応できなければいけないのだから、具体物でも同じ大きさのものではいけないのだよ。その点でも指は完璧に不揃いである。また、 5進法→10進法がいい理由もない。片手が5本指で、両手で10本指だからである。体で既に区別できる感覚を持っているのが1-5-10なのだ。身体感覚を利用することがキーポイントなのだ。ほんの少しの違い、今一歩にみえるが、実はこの一歩は、計り知れない誤差を生じる一歩なのだ。

...こんなのは、どんぐり倶楽部では、常識過ぎて、ことさら言わない。さらに、この身体感覚を教具という身体から離してしまう行為には、マイナスしかないことには気づいていない。体から切り離すことで得られるプラスは、教材として販売できるから程度である。これは、子供にも親にもマイナスだ。物として身体以外で捉えるほうが優れていると思っているのならば 勘違いである。そんなもの、日常的に持ち歩くわけないじゃないか。日常的にいつでも再確認できることが重要なのだよ。

●さて、大きな数を具体物でしかも身体感覚を伴って実感可能な数はいくつであるか、20である。両手両足で20。だから、デンタクん2号まで。さらに、それ以上は使ってはいけない理由は、この体の限界数を利用して、「どうしようかな」と考えて工夫することでどんな大きな数にでも対応できる数の視覚イメージ操作=イメージ思考の数に移行することができるのである。

1-5-10-20(正確には18)までが有効実感数なのだ。

コレ以上は、数としてではなく、量としての感覚の養成になる。そんなものは等比算で完璧だ。この場合には、比の概念なので、絵図では等倍出来る絵図を使う。等質のものを広さで表す量の利用である。

●計算自体のアルゴリズムを考えても18までの暗算(体でわかるので暗算となる)で、繰り上がり繰り下がりが可能なので、ここまで以上の計算(暗算するにしても)は全くもって不要なのだ。

●どんぐり倶楽部には「これだけ算数・計算編」がある。0-12歳までの全ての計算に関する記述である。幼児・児童期に、「計算が〜」と思われる方は一度目を通すといいでしょう。必要なものと不要なものが、世の中には混在していて、不要なものを強化している時間は全てマイナス時間になっていることが痛いほど分かりますよ。もちろん、理由もわかります。

*オマケ*

>図形能力はある時期までに適切な刺激がなければ育たない

●コレにも、勘違いが多くて困ります。立体視の慣れの話です。本来は、不要なものですが、意識して練習しないと(頭の中が二次元処理なので)弱いと勘違いされる部分であり、中学受験で、図形は数多く取り上げられるので客寄せのために、こういう記述を多用しますが、効果は?です。「?」というのは、2週間ほどでマスターできることを何年も掛ける意味が無いということです。

 

●どんぐり倶楽部では、最初の一歩から、ゼロからの絵図(図形は絵図の一部にすぎない)を自力で描き上げますので、図形にとどまらず、立体を平面に移す作業や平面から立体をイメージする作業も楽しく可能な状態になってしまいます。...が、特別にはさせません。必要な人には2週間ほどで、中学受験用に仕上げる方法を教えますが、通常は全く不要です。


<追記>上記ブログでは『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』の読後感を述べられていますが、その中で、本当に重要な部分(本当の万能力となる基本)には「?」と思われており、オマケ程度の手法には賛成されており、さらには、「絵コンテ読解」≒「精読」レベルの理解になっています。これでは...難しいと思いました。「眼で考える力」の強靭さや波及効果そのものが理解されていないからです。丁寧で物知りで子育て中のはずなのに、なぜ、目の前の子供の反応を見れば分かることがわからないのだろう...。「子育てと教育の大原則」を読まれると理解が進むのかもしれませんが、中古でも高いですねぇ。

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最終更新日  2015年08月17日 11時22分17秒


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アンカラママ@ Re:■子供達に学力的な能力差はない。(文責:どんぐり倶楽部)(09/30) どんぐり倶楽部を知ってから、5年余ですが…
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