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2005/03/04
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カテゴリ:読んだ本(時代)

米村圭吾の「退屈姫君海を渡る」

を読んだ。

時は明和(江戸時代),田沼意次がまだ御側衆筆頭の頃。
小大名の下に輿入れして7か月の大大名のお姫様が,いまだに「姫」と呼ばれ,閑居して不善ならぬ冒険をなすお話し。今回は大名の奥方のくせに,何と四国まで行ってしまう。
「暗い」ところがなく,すらすら読めるのがうれしい。

「退屈姫君伝」,「風流冷飯伝」の続きになるのだが,これから読んでも特にこまらない。

この話というかシリーズは時間的にちっとも進まない。ということは,まだまだ続きがありそう(ちなみに田沼意次が若年寄→老中と出世して失脚するまであと20年ほどあるし)。

ということで,時,登場人物をフリーページの米村圭吾メモ(退屈姫君海を渡る)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
米村圭吾の他作品はについての日記は,フリーページ 読了本(日本) (米村圭吾)からごらんください。


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Last updated  2007/01/13 09:18:31 PM
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