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テーマ:はまっている連作小説は?(28)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
ホームズのほうは多分全部読んでいる(大部分忘れてしまったような気もする)のに,ルパンは,なぜか子どものころから読みそびれていた。
今回読んだ, モーリス・ルブランの「怪盗紳士リュパン」はシリーズの1作目で,初版は1907年。8編からなる短編集で,最初の作品が雑誌に発表された1905年から100年ということで「ルパン」が映画化されることになった。 最初の1編のタイトルは,「アルセーヌ・リュパンの逮捕」 続いて,「獄中のアルセーヌ・リュパン」,「アルセーヌ・リュパンの脱走」となるので,実際に「逮捕される」ところから始まるのだ。 その経緯や誰に逮捕されるのかは本を読んでいただくとして,こういう始め方をすれば,その後の「長い活躍」にも納得できるというもの。 このリュパン,なるほど「紳士」である。 「奇怪な旅行者」では,「リュパンがリュパンをつかまえる」のに協力してくれた女性の手提(ハンドバッグだろうな)をとり戻してあげるし,「彷徨する死霊」では,見知らぬ若い女性の命を助けたりする。 女性に親切というか要するに女性に弱いのである。 そもそも,第1話で逮捕されたのも,「ほれている女に見られていた」ことが,そもそもの理由なのだという。 同じ女性のために,せっかく盗んだ家具や宝石をすべてもち主に返すという事態にも陥るのだが,それは読んでのお楽しみ。 ホームズとの,本格的対決にいたる前の,軽いジャブの応酬もあり楽しい。 モーリス・ルブランの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (モーリス・ルブラン)からごらんください。 次の日記も読ませていただきました。 日々のあぶく(kiyu25さん) 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/20 01:43:56 PM
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