まあぼの交差点

今回の，

医龍－バチスタ手術急転－

は，手術の緊迫感，手術中の緊急処置，その後の情勢変化……とヤマがありすぎて，全体としてはかえってぼやけてしまった感じがする。

心臓を停止させないでバチスタ手術を行う朝田に，野口教授を筆頭とする外野がざわつくが，その中で朝田の真意に気づいたのは鬼頭教授のみ。
「解説がほしければ野球中継でも見ていなさい」といって，朝田が心臓の動きから心筋の変成部位を探していることに気づかない教授たちにキツーイ独り言。

前田工学士助手をパチンとやった伊集院くん。かなりの見せ場だと思うのだが，あまり目立たなかったのが残念。
藤吉から頭を叩いてもらったのが唯一のごほうびだった(笑)

人工心肺装置を使える資格をもってはいるが，臨床工学士任せで，実際には使うことができない医師（全体）。
そんな中で，熱心な研修医であるだけに実際に使うことができる伊集院がたまたまいたことがチームを救ったのだが，装置横のダイアルをちょこっといじっただけでは，説得力がなかった(笑)

バチスタ手術後の右冠動脈へのバイパス手術で，グラフト採取を上とは逆に「資格がない」看護士のミキに……
荒瀬ひとりが大喜びしていたが，伊集院が「消毒」に行って５分かかるという設定だったため，朝田と加藤が「チーム」について話しているとき，「こんなにだらだら話しているなら，あとちょっと待てば伊集院が戻ってくるよ」などと思ってしまった自分(笑)。
同僚からシカトされるミキにダメ出しをし，最後に個人的意見として「少しスッとしたわ！」という看護士長は，好感度大。

野口教授はかわいそうだったね！　ミキの採取をとめようとして手術室に電話をかけたものの，とったのがあと数か月で飛ばされる藤吉。あっさり無視されてしまった。

しかも，翌日の朝刊を飾ると加藤からいわれて「ネクタイ，水玉でいいかな？」などと喜んだものの，実際に紙面に出たのは「日本初のバチスタ，霧島」だった。

霧島の手術は外国人医師２人（ジョーブ・ハイネマン）を助っ人として呼んでいたのか！！

留守電に吹き込んでいるつもりで，本人に声を聞かせてしまった加藤がちょっと哀れだったが，バチスタの日程を知るためだけに霧島が加藤に接触していたとしたらかなり不自然。
助っ人を呼ぶためにはそうとう前から準備が必要なわけで，この２人の「過去」については，もう少し詳しく知りたい！！


気になる人の今週
木原
最初おとぼけもあったが，今回は解説セリフに終始。出ている場面が多ければ何でもいい(笑)

野口
「ネクタイの場面」につきるが，藤吉から無視されたり，加藤にはいいように説得されたり，あまり権威を感じられないなあ。

荒瀬
ミキの執刀にやたら喜んでいたが，「過去」があるらしい。
どんな展開になるのか…？？


前回の「バチスタ手術開始」の記事は，→こちらから。

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