まあぼの交差点

今回の，

医龍－この命は必ず守る－

は，「狐と狸の化かし合い，ただし伊集院はおこちゃま」の巻（笑）

「鬼頭案」採決のための臨時教授会当日。
鬼頭案に賛成だというライバル祖父江教授の発言を受けて，鬼頭案に「大賛成」で「全面支持」といいきる野口。医局員を取り込めばいいという霧島の入れ知恵もあったようだが，さすがは狸（手先が木原っていうのがちょっと弱いかな，笑）。

敬愛小児センターへの転院を強要したたかしくんの病室の前では，「おだいじに」と余裕で声をかけていたし……。

それで，ことは転院予定の11時に起こった。

藤吉とともに隆君を運びながら，エレベーターの前でちょうど11時を確認する朝田。様態が急変したと両親に告げ（って全然変わってない，笑），緊急オペを決定した。
「この子の命は俺たちが守ります」との言葉に両親も彼らの真意にやっと気づいたようだ。

次々と呼び出されるメンバーたち。チームドラゴンは死んでなかった！！

そのちょっと前，ストレッチャーが通り過ぎる直前に話があるといって霧島の部屋に入る伊集院。

霧島の目を隆君を運ぶグループからそらしたかったんだよね。

と，ここまではよかった！！

でも，めがねを外して，自分たちの思惑を全部ばらしちゃう伊集院って！！

先週最後からちょっと汚れ役をやらしていたから，見得を切らせてあげたいって気もちはわかる（だけで賛同も，感動もしない）！

でもだよ，伊集院の発言を盾に「教授に反抗」の査問にかけられたらどうするの？　発言を否定するわけ？

加藤と朝田が母親から飲み物をかけられても，何の説明もしないでがまんしていたのは何のため？
藤吉と朝田が「敬愛小児センターへ捨てにいくんですね，隆を」といわれたときに黙っていたのは何のため？
もちろん，敵を欺くには味方からって部分もあったろうけれど……

敵に手の内を見せる伊集院はオコチャマにしか見えなかった。

「たっぷりトレーニングできました」「どれだけ頑張っても先生には絶対勝てません……１つだけ先生には負けないものがある。……僕には心から頼れる仲間がいる。」

という伊集院の発言が，それまで霧島にこびるふりをしていたことへのウサ晴らしにしか聞こえなくなってしまった。
この時点では，ハーバードに連れて行ってくれたり，会食に誘ってくれたりしている霧島のほうが「いい人」に思えるぞ！


とまあ，余計な部分はあったものの，手術が始まるとやはりワクワク（笑）
「よ～し，朝田呼んでこい！」という荒瀬の一言でぐ～んと盛り上がった。

ポジションを逆，さらに左手で執刀することで難しい手術を乗り切ろうとするバチスタチーム。

しかし，そこにさらなる難題！！

「完全内臓逆位」「単一冠動脈」「生後９か月」に加えて「冠動脈瘤」が。
術前検査ができなかったため，情報がないと危惧していた通りになってしまっい，
「勝ち目のないオペを強行するわけにはいかない。バチスタは中止します」と加藤もいわざるを得なかった。
とまあ，ここで「次回へ」だ（笑）

ところで，野口にカルテを見せ，「100％患者は命を落とします」という霧島。もちろん事前に知っていたんだね。

次回（再来週）はいよいよ最終回。ということで霧島の「負け」は「路線」だろうが，今回「母親の秘密（飛び降り自殺）」が明かされたことで，逃げ道（どう利用するにせよ）をつくったのかなあ？

でも，なんか中途半端だ。「嫌味なワル」ならそのままでいいじゃない。そのまま潔く負けさせてあげようよ（笑）
もっとすごい秘密かと思ったので，先週気にした分だけ損をした気分だ（笑）

今週の木原
久しぶりに出番が多かったのでコーナー復活（笑）
当直で，「ようやく，２人きりになったねぇ。ハリー・ポッター伊集院」とはしゃいでいると，たかし君に発作。除細動をかけるが効果がなく，伊集院の機転で乗り切ったときの木原の笑顔って？
もうちょっとくやしそうな顔をしてもよかったと思うのだが，「ホントはいいヤツなんだ！」ってことにしておこう。

霧島から声をかけられて喜ぶ木原。医局員の取り込みにしても，相手を選べよ，霧島！！

緊急オペの知らせをはしゃぎながら触れ回る木原。霧島にも報告してたが，例によって空回り（笑）

いつの間にかドラゴンの星の数が戻っているのに気づいたのも木原だった。

前回の「バチスタ手術断念」の記事は，→こちらからどうぞ。

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