息子の借りてきた絵本☆
小学校の「図書」の時間に、息子が自分で選んで、自分で借りてきた絵本を紹介します。今までは図書館なんか行くと、ほぼ、私が「これどない???」なんて選んでいたけど、この4冊は正真正銘、息子が自分で選んで来た絵本。見たら、ウフフ・・・と笑みがこぼれました。一学期では合計4冊。最初に持ち帰ってきたのは『ふしぎなナイフ』なんのへんてつもない1本のナイフ。ぺージをめくっていくと、ナイフがまがる。おれる。とける。ちらばる。そしてのびてはちぢんで、どんどんふくらむ。不思議な絵本の世界。 字はとっても少ないけれど、ナイフの変化の意外性に思わず見入ってしまうそんな絵本です。”動詞”を学ぶのにもいいかも♪その次は『たまごにぃちゃん』本当はもう、たまごから出ているはずのたまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っていました。だって、たまごだったらお母さんにあたためてもらえるから。ところがある日、たいせつなたまごのからにひびが入ってしまって…。 成長する子どもの心の揺れをユーモアたっぷりに描いたお話です。 弟や妹が出来た時の、上の子の揺れる心境を面白く、可愛らしく描いた作品。作: 中村牧江・林健造 作・絵: あきやま ただし絵: 福田 隆義 出版社: 鈴木出版 出版社: 福音館書店 その次が『どうぞのいす』動物たちが、いすの上に置いてあるものを「どうぞならばいただこう」と食べてしまうのもかわいくて楽しいのですが、全部食べてしまっては悪いというので持ってきたものを置いていくという、「思いやり」が心を和ませてくれます。 これは結構、小さい時から好きでした。動物と動物の行動が順番につながっていく・・そして最後のオチは・・☆☆くるくる進む展開にも心躍るそんなお話です。最後に『せかいいちおおきなうち』ちびかたつむりは自分が小さいゆえ「大きいことが一番」と思ってましたが、その価値観に疑問を投げかける父さんかたつむりの話が印象的な作品。父さんの話を聞いて新しい価値観を学びます。童謡にもあった”グリーングリーン”を連想させます。父から子へ・・話をすることで、学ぶこと。この絵本は字がたくさんありましたが、読み終わるとど~んと心に響くものがあります。作: 香山 美子 作・絵: レオ・レオニ絵: 柿本 幸造 訳: 谷川 俊太郎出版社: ひさかたチャイルド 出版社: 好学社 どの本も、読み返してみると色々と学ぶことがある素晴らしい絵本でした♪2学期の絵本選びも楽しみだな~~~~~~~~