ドラ仕手ブログ

日経平均　13,359.51　-330.38　-2.41%

東証大引け・大幅続落で１万3400円割れ

　６日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落。
終値は前日比330円38銭（2.41％）安の１万3359円51銭と、
９月27日以来７営業日ぶりに１万3400円を割り込んだ。
下げ幅は４月18日（432円25銭）に次ぐ今年２番目の大きさ。後場も売りが続き、
中ごろにかけて下げ渋った場面で戻りの鈍さを確認すると、大引けにかけて売りの勢いが増した。
日経平均先物12月物が断続的な大口売りで下げ幅を広げ、現物株の売りを誘った。
ただ大引け間際に値がさハイテク株が買われ、下げ幅をやや縮めた。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も大幅続落し、
９月27日以来７営業日ぶりに1400を下回り、９月22日以来の安値水準を付けた。

　前日の米株式相場が米景気の減速とインフレの懸念で続落したことをきっかけに、
朝方からハイテクや銀行、自動車など主力株を中心に利益確定などの売りが膨らんだ。
寄り付き前の外国証券経由の売買注文（市場推定、株数ベース）が売り越しに転じ、
米国株安が外国人投資家の投資姿勢に与える悪影響にも警戒感が強まった。

　東証１部の売買代金は概算で２兆5768億円と13営業日連続で２兆円を超え、売買高は28億1557万株。
東証１部の値下がり銘柄数は1508に達し、４月18日（1622）に次ぐ今年２番目の高水準。値上がりは123、変わらずは34だった。
　業種別東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は全33業種が下げ、鉱業、石油・石炭製品、銀行業、証券・商品先物取引業、海運業の下落率が大きかった。
　みずほＦＧ、三菱ＵＦＪが下げ、トヨタ、日産自も大幅安。キヤノン、ソニー、東芝が売られ、ＮＴＴドコモ、新日鉄も安くなった。
半面、住金が高く、阪神、真柄建も上げた。トヨタが米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が保有する株式の一部を取得する富士重は、大引けで値幅制限の上限（ストップ高）で比例配分。
　東証２部株価指数は７営業日ぶりに反落し、４営業日ぶりに4100を下回った。
プリヴェ再生、中外鉱、Ｔ＆Ｇニーズが売られ、邦チタ、井上工も下げた。半面、日精蝋が上げ、Ｊブリッジは後場に持ち直した。〔ＮＱＮ〕 (15:32)

http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/summary.cfm?id=ds0iss1606&date=20051006