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あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2023.07.15
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カテゴリ:徒然日記
NHK総合でかんさい熱視線なる番組をみた。

安倍元総理銃撃事件から1年。山上徹也被告が「動機は旧統一教会だ」とする中、教団が抱える問題が改めて注目を集め、政治家とのつながりも明らかになった。また、被告の刑を軽くするよう求める署名など、一部で被告の境遇に思いを寄せる動きが。
今年4月、岸田総理の近くに爆発物が投げ込まれる事件も起きた。
暴力の連鎖を生まないため、私たちはどうすれば?という視点での番組。

作家の高村薫は、不正が罷り通る社会になってしまっていることを指摘。常に公正、公平な視点でいることが大切で、個人が小さな不正に対し声をあげることが大事、と述べる。
歴史学者は、大正時代に財閥の長の暗殺事件があっり、その暗殺者を英雄視する新聞記事もあったことを挙げ、当時が今と同じような閉塞感ある社会であったことを指摘。その後に原敬の暗殺事件が発生したことと、岸田総理が襲われたことをが重なってみえると述べる。
社会学者は格差社会になり、上層にいる人が自分の所属する層以外の人の生活に想いを馳せていないことが問題と指摘、他人を思いやる想像力が大切だと述べる。

最終的な結論をNHKが言えるべくがないので、どうすればいいのか、という問題提起に終わるのは仕方なし。
この問題提起は大切であり、社会を構成する個人それぞれが自分の問題として考えないと、暴力の連鎖は止まらないであろう。
ただ、政治家が率先して取り組む必要があることは間違いない。
この状況では、政治家は誰もが次は自分が安倍、岸田に次ぐ被害者になるかも知れないと想像すること、そして、第2の山上を産みださないよう社会格差を是正する仕組みを考えること、公平公正な政治こそが社会を救うことになること、
それらを政治家に対して訴えた番組であったように思える。





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Last updated  2023.07.15 02:39:06
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