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くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

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2010.11.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
過日、さるスポーツ記者が、新しいサッカー日本代表監督に就任したザッケロー二氏を

「イタリア人らしくなく」「真面目そうな人」と評したのには驚いた。

察するに、この記者の固定観念としての「イタリア人」は、メデイアによる風評を「鵜呑み」にしていたに違いない。
欧米を取材で頻繁に往復している人でさえ、この有様である。

あるいは、野球界には精通しているが、イタリアのサッカーに関しては、疎く
ザッケッロー二「愛称:ZAC(ザック)」が、イタリアサッカー界の横綱格;
ユベントスとACミランの監督経験者で肩書きは
「ct」つまり「Commissario Tecnico (コミッサリオ テクニコ)」と呼び
「イタリア代表選手選考委員」である監督で、新聞でザックを正式に記すときは、
[ct.Alberto Zaccheroni]となること、また
ACミランのオーナーは、政治家、実業家で首相のベルルスコーニ氏、一方 
ユベントスの代表はFiat, Alfa Romeoなどのフィアットグループのアニエッリ会長で、
斯様な政財界の大物が参画する100年以上の歴史をもつ、これらの両方のサッカーチームを
監督し,1998-1999年度はACミランの監督となり、前年の10位から一挙1位優勝へと導き、同年の最優秀監督賞を受理した経験をもつ人間であることは、知らなかったとしても、

簡単に「イタリア人らしくなく」、「真面目そう」とはスポーツ記者の弁としては、軽率だったように思う。彼が取材中に「不真面目なイタリア人」の経験を実際にしたとしても、それは
あくまで彼の「個人的」体験に過ぎない訳だから、「イタリア人は」とひっくるめて言及する
事の大いなる過ちを指摘したい訳です。

海外旅行者は今後、益々増加するだろうし、情報も豊富になるだろうが、斯様な「ーー人」は「--である」の類の事前の情報は、各個人の「偶々」の経験を「全般」の如く喋り、また「本」にしたものなどは、つい信じてしまい勝ちだが、「個人に対するの噂」でも、実際にその当人に会ってみると、全く異なった印象を受ける事が多いもので、これが「ある国の人」の印象となると、
まさに千差万別のはずでる。
旅先の「国」や「人々」に関する情報を鵜呑みにせず「自分で確かめる」視点で旅すれば、
より実り多い旅になると思う。

Girolam Pancetta(ジローラム・パンチェッタ)さんは番組担当者の先入観による
「イタリア人」を「日本人うけする」ように「演技させられている」ようにみえる。
ジローラムは頭の切れる機転の利く男だから、なんでもこなる。役者にもなれる。
だから、ジロー演じる「イタリア人」が「一般的」と信じるのは、間違いなのだが、これを「本気で信じている日本人」が予想以上にいるのかも知れない。
私のザック観は、「イタリアの中小企業の会社社長」である。
一家言を持っていて、静かな印象を与えるが、工場では時として激高、大声で叱りつけるが 
統率力と人心の把握力は抜群。
私が仕事上で付き合ったイタリア人の会社のオーナーたち数人を、ザックの話しぶりを聞いて
思い出した。北イタリアの自営業者は、朝は早いし、皆「真面目で厳しい」。
スタッフも少数精鋭、責任主義だから、テキパキと仕事も速い、工場労働者も黙々と与えられた仕事に集中している。
イタリアのスーパーカーやファッション関連の製品が、「不真面目なイタリア人」で加工されたはずはない。
斯様に「イタリア人」をひっくるめた表現を聞くと、上記の如き天邪鬼の反論が出てしまう。

幼稚園児から80過ぎの人々まで、沢山のイタリア人に会い、語らい、助け、助けられ 、
時には、口喧嘩し、また笑いあった。
駐在員、学生、自営業をしながら長年、ミラノで過ごした私は「イタリア人はーーー」と
聞かれたら「結局、日本人と同じ、皆な同じ人間」としか答えられない。

「国」や「宗教の違いによる」相手に対する「先入観」が昂じて「偏見」「差別」になり、
それが数多の争いごとの原因になってきたのは、過去の歴史が証明している。

メデイヤ関連機器の飛躍的な発達により、終日、場所時間を問わず、玉石混合の情報が
飛び交う時代になりました。
余程の「鑑識眼と批判精神」をもって対処しないと、マスメデイヤによって
「先入観」どころか「洗脳」される危険性さえあります。

脱線してしまいましたが、ザッケロー二監督が、レアルマドリッドからの要請を断って、
日本に来てくれた事、JFA(日本サッカー協会)の快挙です。
2年といわず、ブラジルへまで指導してもらいたいと、切に望んでおります。
22/Nov/2010





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Last updated  2010.11.22 14:18:03
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