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カテゴリ:あさイチ
女性のめまいタイプ別対処法を紹介。
めまいは40代女性の3人に1人が悩んでいる症状。 梅雨時期は気圧の変化によって、めまいを感じる人はさらに増えるそうだ。 あさイチ(6月4日放送)では、女のめまいタイプ別対処法を特集 【クラッとめまい】 ★クラッとめまいの原因と症状 クラッとめまいとは、急に立ち上がった時や長時間立ち続けていたときなど、 一瞬目の前が真っ暗になる状態。 意識が薄れるので、体のバランスが崩れて、「クラッ」となる。 これは、起立性低血圧 寝ている状態から立ち上がった時に、血圧が20以上下がることで立ちくらみをおこす。 寝た状態から立ち上がると、重力で血液は下へ下がろうとするが、 同時に自律神経が働いて末しょうの血管を収縮させて、血液を頭部まで循環させている。 しかし、自律神経が不安定な人は、その働きが鈍いため、血管を収縮させる指示が遅くなり、 次第に頭から血液が下がってしまい、意識が薄れ、立ちくらみをおこしてしまう。 ★クラッとめまい(起立性低血圧)の対処法 クラッとめまい(起立性低血圧)は生活習慣の改善で、多くの場合は自分で防ぐことができる。 1.朝、起きる時 急に立ち上がらず、ゆっくり時間をかけて起き上がること。 水を一杯飲んでから起き上がるのも効果的。 2.長時間立っている時 立ち仕事の最中は時々足首を動かすことで防げる。 むくみ予防用、脚を適度にしめつける弾性ソックスをはく。 血圧が高い人は医師に相談のうえ使用すること。 ★起立性低血圧と同じような症状を起こす要因と対策 1.風呂 熱い湯に長く入ると血圧が下がり、頭に十分な血液が行き渡らなくなると、立ちくらみを起こす。 あまり長湯にならないようにする。浴槽から上がるときは、ゆっくりと立ち上がる。 クラッとしがちな人は、ぬるめの湯で半身浴がオススメ。 2.食事 食事をすると血液が消化器に集中するため、頭に十分な血液が行き渡らなくなる。 空腹な状態で一気にたくさん食べないこと。 食後に、コーヒーや緑茶、紅茶などカフェインの入った飲料を飲むことで 自律神経が刺激され、末端の血管が収縮する。 【グルグルめまい】 ★グルグルめまいの原因と症状 グルグルめまいはめまいの中でも一番激しい症状で、30秒~1分くらいの間。 目の前の景色が回転しているように見え、ひどい時は吐き気を伴う。 これは、良性発作性頭位めまい症 原因は、耳の中にある、三半規管と呼ばれる平衡感覚をつかさどる器官の中に、 耳石と呼ばれる炭酸カルシウムの粒が入り込み、引きおこされる病気。 更年期の女性がかかりやすい。 閉経後の女性は、女性ホルモンの低下によりカルシウム不足になり耳石がはがれやすくなる。 ★良性発作性頭位めまい症の治療 良性発作性頭位めまい症は、頭を動かし、三半規管に入った耳石を元の場所に戻す。 5分くらいの治療で7割の人に改善や症状が無くなるという効果。 ★良性発作性頭位めまい症の予防体操 三半規管に入ってしまった耳石が、くっついて大きくなるとグルグルめまいを感じるので、 日頃から運動をし頭を良く動かすことで、発症を予防することができる。 まっすぐあおむけに寝たままの状態で行う。 1.右を向いて、10秒数える 2.まっすぐ上を向いて、10秒数える 3.左を向いて、10秒数える 4.これを10回繰り返します。 朝起きた時や、夜寝るときなど、1日2回行うのが効果的。 首が悪い人などは、無理に行わないで下さい。 ★グルグルめまいには、他の病気が隠されていることもある グルグルめまいは、他の病気が隠されているケースもある。 めまいの症状とともに発症する症状で、ある程度見分けることができる。 1.グルグルめまい+難聴、耳なり メニエール病、突発性難聴 2.グルグルめまい+ふらつき 前庭神経炎 3.グルグルめまい+手足のしびれ 脳卒中 【フワフワめまい】 ★フワフワめまいの原因と症状 フワフワめまいはわかりにくいので、見逃しやすい。 フワフワめまいの特長は、雲の上を歩いているような感じがする浮動性のめまい 長時間繰り返して続くことが多く、首こりや肩こりなどの症状を伴う場合もすくなくない。 これは、ストレス性めまい ★ストレス性めまいの治療 ストレス性めまいの治療は、体の症状としてあらわれる 内耳のむくみを取る薬 体や心の緊張を和らげる薬 ストレスを発散させるための生活指導などを合わせて行う。 ★ストレス性めまいの緩和法 ストレスが原因のめまいを緩和する方法として、ヨガがある。 ヨガは腹式呼吸を繰り返し行うことで、自律神経を安定させ、 体を動かす事で筋肉の緊張をほぐしストレスの緩和に効果がある。 ★自律神経を安定化するのに効果がある呼吸方法 イスにリラックスして座り行う。 1.両手の手のひらを上向きにして重ね、親指同士をくっつけた状態で ももの上に置き、目を閉じる。 手は、座禅の時にとる手のポーズと同じような感じにしておく。 2.鼻から息をゆっくりと大きく10秒くらいかけて吐き出す。 おなかにある空気を全て吐き出すように、意識してへこませる。 3.おなかを意識して膨らませながら、口から3秒くらいかけて息を吸う。 4.この呼吸を分間繰り返す。朝、夜の1日2回行うと効果的。
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Last updated
2012/08/23 01:55:05 AM
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