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カテゴリ:日本の生活
うちはド田舎で、イタリア料理屋なんて、数えるほどしかないのだが、
最近、一つ、新たにオープンした。 「イタリアレストランなんて、久しぶりだねー」 なんて、妻と行ってみたのだが、 そこがなんともびっくりなお店で・・・。 ちょっとわくわくしながらお店に入ると、 「何名さまですかー」 と、ちょっとハイなテンションでおねえさんが出迎えてくれた。 そのハイっぷりにちょっと動揺しながら、 「ふ、二人です」 と僕。 「ハイかしこまりました。こちらへどうぞ。」 と言ったその次に 「アンジェラー、ドゥエ ペルソーニ なんちゃらかんちゃら」 と、なぜかイタリア語・・・。 で、見ると、アンジェラさん、普通の日本人のおねえちゃん。 あ、アンジェラて・・・。 まわりを見渡すも、イタリア人はおろか、外国人の影も形もなし。 シェフもウエイトレスも純日本人。 ここは、笑うとこなのか? 多分、笑っちゃいかんよな? でも、これ笑わずにいられるか? 普通笑うよな? いや、みんな、いたってまじめだぞ? でも、この人たち、客の反応わかってやってるぞ、きっと? いやー、でも、笑っちゃ失礼だよな? くーっ、いったい、どういう顔してりゃいいんだーーー!? 妻も僕も、頭の中でぐるんぐるんこんな自問自答が繰り返されていた。 こんなに入店早々困らされるレストランもめずらしい。 その後も、オーダーが入るたび、料理が出来るたび、 イタリア語が・・・ 「○○(←料理の名前)プレーゴーーー」 「シー」(全員で) とか、 「アンジェラー!○○(←料理の名前)ペルファボーレ」 などと、微妙にミスマッチな感じのフレーズが連発。 とにかく、アンジェラさん、大活躍である。 で、料理の方だが、とてもおいしかった。 アンティパストとパスタしか試していないが、 僕のオーダーしたパスタは本場に負けてなかったぞ! いや、舌が退化したのかも? 今度は新衛門も連れて行ってやろうかな。 ごちそうさま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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