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仙台/洞窟)
洞窟に運んだ大きな机は、東北大学の片平キャンパスに廃棄されていたものだった。 後で説明するタカハシさんと、林太郎さんが前と後ろを持って、洞窟まで運んだ。素材がけやきだったので、異常に重かった。 ほとんどの備品は東北大学のごみ捨て場で揃った。さすがは、国立だけある。机も、無駄に造作の施された立派なもので、板の素材もケヤキとかそういう1枚もので作られたものといったリッパなものばかりだった。 目立たないように夕刻を狙い、日没とともにごみ捨て場から搬出した。 その机を中心に、洞窟の中に事務所が完成した。 電気はまだ引いていない。パソコンは充電によって使い、明かりは古い灯油を石油ランプに入れてとったが、もともと開口部分があったので、昼間でもそう暗いものではなかった。 洞窟はワインの貯蔵庫のような雰囲気だった。半円形にくりぬかれた窓は、聖堂のようにも見えた。 タカハシさんは、洞窟が1階と地下に2段になっているので、1階の奥のほうでなにか区切られたスペースが数個あったので、そこにひろったものを在庫していった。 火は洞窟の中で起こせたので、そこでお湯をわかしたり、ラーメンなどを作ることができた。 洞窟の中で間島社長への事業企画を練った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.07 23:25:55
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