柴犬 五・七・五 3
「ハロウィン 飲み食いするも 意味知らず」 [評] 最近盛り上がってきたように感じるハロウィン祭だが、その由来、意味を知っている方は少ないのではないだろうか かく云う私もそうである。このパーティーで訊いたのだが、もう忘れてしまった。 要は飲み食いし、楽しむ口実さえあれば良いということだろうか ケルトの新年祭でしたっけ 「えさもらい フン置き土産の 恩知らず」 字余り[評] たまにやってくる雀。パパさんは彼らのために、米粒やパンくずをまいてあげるらしいが、雀は恩返しどころかフンを撒き散らして去っていくそうである。鳥だから仕方ないが、人間ならあってはならないことである。 「子供服 ちょいといじれば 犬の服」[評] 子供服にはサイズが柴犬にピッタリのものが有り、しかも安いのが魅力である。西○屋等で300円前後で手に入る。ただし、腹部の斜めカットは絶対に必要である。以前、これをやらないで着せていたところ、だらんと垂れ下がった服の中にお○っこをジャブジャブ注がれたからである。 「ケツの穴 大ききゃ良いって もんじゃない」 字余り[評] 「ケツの穴の小さい奴」 といえば小心者のことであるが、逆に大きければ気丈なのだろうか しかし、柴犬のドルフ君(仮名 左) は見てお分かりの通り、ケツの穴がかなり大きい。にも拘らず、かなりの小心者、ビビリ屋なのだが・・・ 「キビ団子 ここ掘れワンワン お犬様」 字余り[評] まったくもって意味不明だが、寝ぼけて詠んだ句なのだろうか「キン肉マン」 の「屁のツッパリはいらんですよっ」 という有名() な台詞、ビートルズの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」 等、意味不明の言葉や詩は世に多いが・・・・・ 蛇足だが、「桃太郎」 を実写映画化して欲しいと思うのは私だけだろうか 犬の役は勿論柴犬で。 「パパがいて ママがいるから 僕がいる」[評] 何だかんだ言っても、柴犬のドルフ君(仮名) はパパさん、ママさんが好きなのだろう。散歩でも二人が揃っているといないとでは、歩き方が違うようだ。パパさん、ママさんがこの句を読めば、涙を流して喜ぶ のではないだろうか