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木村彩の社長日記 (株)D-Project代表取締役
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2011年11月11日 楽天プロフィール Add to Google XML

経営者が必要としているもの―「直感」と「直観」について




日本の既存のキャリア教育とはまったく違った切り口とコンテンツで、
キャリア講座をやってみたい。

それは■「普遍的な価値観を有すること」

そして■「一生、そして、くりかえし、使える内容であること」

なぜなら、真の教育とは、そういうものだと考えているからです。

そういう思いを胸に秘めて、デュボワ・メソッドをはじめたのが、
2004年の7月のことです。会場は、今でもお世話になっている
六本木にある「アカデミーヒルズ」です。

デュボワ・メソッドの前身となったのは、慶応義塾大学で産声を上げた、
フランソワ・デュボワの「キャリア・マネージメント講座」です。

日本の学生の、惨憺たる就職状況を何とかしようと思い、はじめた講座でした。

それが人気を博し、さらに研究が重ねられ、ドクターの協力も仰ぎながら、進化した形で
社会人向けに提供しはじめたのが、現在のデュボワ・メソッドです。

しかし。

実際にメソッドで扱っているテーマは、看板どおり「キャリア」ではありますが、
うちのメソッドの場合、キャリアを「お仕事キャリア」に限定せず、
「人生の時間すべて」と定義しているために、結果的に「一生を、どう生きるか」という、
非常に広大な、いや、広大すぎるテーマを扱うことになっています。

それが、メソッドの最大の特徴&強みにして、
最大の弱点(?!)にもなっていたのです

強みと言ったのは、まさに私が上に挙げた条件を満たしてみるからです。

 ■「普遍的な価値観を有すること」

 ■「一生、そして、くりかえし、使える内容であること」


一方で、なぜ、弱点かというと、メソッドを一言では説明できないからです(笑)。

「デュボワ・メソッドって、何やるの?教えて。」と聞かれる度に、
その相手の背景や考え方にあわせて、あるいは求めているものを察しながら
言葉を選び、説明をしっかりしてきました。

でも、一言では説明できないんですよね。

教育というのは、
「これを飲めば、頭痛が治る」とか
「こう動けば、筋肉がつく」という
単純明快なものでは、ないからです。

もっと時間がかかるものだし、なんだか曖昧模糊としている部分も非常に多いのです。

「よく分からないけど、なんかすごく大事なことを言われた気がする。」
学生時代に経験したすごい授業って、たいがい、そんな感じではありませんでしたか?

教育が扱うテーマは、究極のところは「生き方」だし、実践しているのは
「人間」ですから、当然といえば、それまでです。

(でも、それでも、メソッドを、一言でずばっと言い切りたい。)

そんなことを、ずっと、心の中でしぶとく考えながら、
メソッドを展開して7年が経ちました。

7年目にして、突然、というか、ようやく、
「そうだ!これだったんだ!!!!メソッドの目的を一言で要約すると!」
という、一言がコロっと生まれたのです。

それが「直観力」という言葉です。

それを文章で説明すると:

 デュボワ・メソッドは、直観力を
 徹底的に鍛えるためのものです。


でも、ちょっかんりょく、って?と思われる方も多いと思います。

ここからが、本当に大事なところなんです。実は。

みなさんは、「ちょっかん」という言葉は、日常会話でかなりの頻度で
使っていると思います。

「ちょっかんてきに、こっちだと思ったの」とか
「ちょっかんに、従ってみた」といった風に。

しかし、その言葉の正確な定義や、漢字についてまで、考えを巡らせたことが
ある方は、意外に少ないのではないかという気がしています。

というのも、実は「ちょっかん」には、ふたつの似て非なる言葉があるんです。

それが、「直感」と「直観」です。

 「直感」は、なんとなく、という感覚の世界のことです。

 「直観」は、本質を捕らえた、瞬時の洞察力に基づいた究極の感覚のことを指します。

こうして解説すると、ぜんぜん違う単語だというのが分かると思います。

さらにツッコんで言うと、「直感」は確たる裏づけがないデタラメとも言えます。
でも「直観」は、訓練に訓練を重ねた人間が持つ、鋭いインスピレーションの世界とも
言えます。

ますます、ふたつの違いが如実にわかってきますよね。

で、デュボワ・メソッドが扱っているのは、「直観力」つまり
「インスピレーション」や「物事の本質を瞬時に見極める力」や「鋭い洞察力」を、
徹底的に、伸ばしてゆく事なのです。

人生の岐路に立たされて、選択に迷ったとき、
「どっちが、正しいんだ!?」と神様に向かって叫びたくなるような瞬間が
あると思います。

家族の大黒柱や、経営者、という重たい責任を負うひとであればあるほど
こういう究極の選択を迫られることは、人一倍多いのではないかと思います。

それに、究極の選択をしなければいけない時ほど、たいがい、
「時間がない」「金がない」「人手がない」という、「無い・無い」だらけ
だったりするものです。

そんな切羽詰った状況の中で、それでも真実を見極め、その場にとって
そして、この先に広がる道にとって、もっともふさわしいと思う「選択」をする。

そこで必要になってくるのが、自分の「直観力」なんです。

生きるうえで、一番、大事なことは、結局、この直観力の有無に尽きるのでは?
と、最近、さらに考えるようになりました。

そう考えたら、古の時代の国家の指導者達の横には、必ずと言っていいほど
お抱えの占い師がいた、という図式は当然のこと、だとも思えるようになりました。

占いは、神様の言葉とも捉えられているわけで、実際にどの神様だとか
そういう意味ではなく、言葉の定義としては「真理」のことをさしています。

だから、占いは、第三者から「真理を告げてもらう」行為です。
そして、真理とは本質を捉えたところにしか存在しません。
だから、結局、これも「直観」を扱った行為になるわけです。

そんな風にいろいろと考えを発展させていくと、やっぱり、人間にとって
「直観力」とは、なんと重要なものなんだろうか、と考えるに至ったわけです。

そして、その直観力を伸ばすのが、デュボワ・メソッドの役割であり、
授業の意義なんだと。


それが、7年かけて授業を続けてきて「ぽん」と生まれた、究極の一言です。

12月23日に、大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールで
直観力を伸ばす経営者限定の一日セミナーを開催します。

ご興味のある方は、こちらからどうぞ。
非常に濃い授業をしますので、10名に限定しています。



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最終更新日  2011年11月11日 21時34分26秒


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