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カテゴリ:外国映画
人類は決して万物の霊長ではない…
そう痛感する瞬間、人は本当の恐怖を知ることになる。 今宵は「死霊伝説」を紹介しよう。 タイトルに死霊とあることからゾンビもののホラーと勘違いされる方が多いようだが、れっきとした吸血鬼ものだ。 あらすじは、あえて語らないでおこう。 実はこの作品、本来映画ではない。 テレビムービーなのだ。 当時、テレビムービーとしては出来がよかったために、日本では再編集して劇場公開されている。 だが、その再編集でカットしすぎたため、劇場公開版は物語自体が謎の残る展開のまま終わってしまう。 そのため、この劇場公開版を観た人には極めて評判が悪い。 地上波でのテレビ放映は、この劇場公開版を更に短縮したものが放映された。 これが輪をかけて評判を悪くしている原因かもしれない。 幸い、最近一部のCS局で4話に分けてノーカット放映したので、そちらを観た人には評判がいいようだが… スティーブン・キングの小説「呪われた町」が原作となっている。 この作品の注目ポイントは、主人公をデビッド・ソウルが演じていること。 日本では「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役で知られる俳優だ。 抑えた演技が作品の雰囲気とあいまって、何とも言えない独特の空気を作り出している。 舞台は現代、アメリカの片田舎セイラムズ・ロットという町。 何の変哲もない片田舎なのだが、それがやがて… とにかく雰囲気を楽しんでもらいたい。 ゾクゾクすること請け合いだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/09 10:42:59 PM
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