|
カテゴリ:外国映画
これだけ科学が進み、衛星からの監視技術が進んでも、未確認動物は確認できない。
生物学者は、食性から考えてありえないとよく言うが、はたしてそうだろうか? 環境に適応して食性を変える生物もいるのではないだろうか? ましてや食性を変えずに生存できる地域があったとしたら… 今日は、そんな秘境で発見された恐竜の物語「恐竜グワンジ」を紹介しよう。 ![]() 舞台は1912年頃のメキシコ。 ひとりのジプシーが“禁断の谷”と呼ばれる渓谷の入口で実の兄の死体を発見する。 死体は全身傷だらけで、手には麻袋を握っていた。 それから数年、そのジプシーはあるサーカスで働いていた。 ひょんなことから、例の麻袋は古生物学者の目に止まる。 なんと袋の中身は、5000年前に死滅したはずの動物だという。 それを耳にしたサーカスの人々は、ジプシーに道案内をさせて“禁断の谷”へ向かった。 金になると踏んだのだ。 案の定、その渓谷は太古の生物が生き残っている場所だった。 一行は犠牲者を出しながらも、一匹のアロサウルスの捕獲に成功する。 この恐竜を見世物にしようというのだ。 そして公開のその日、暴れ出した恐竜はサーカスを逃げ出し、町はパニックに陥る… 一部の資料ではグワンジをティラノサウルスとしているが、それは誤り。 形状や大きさから判断してアロサウルスと思われる。 実は1933年版の「キングコング」で特殊効果を担当したウィリス・H・オブライエンの原案。 彼の弟子に当たるレイ・ハリーハウゼンが共同製作と特殊効果を担当している。 その特殊効果はダイナメーションと呼ばれる人形アニメの手法で、ウィリス・H・オブライエン譲りの緻密な動きは今の目で見ても遜色ない。 古い作品なのでストーリーは単純で時間も短い。 だが、そんなことも忘れて熱中させる作品だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/20 04:44:26 PM
[外国映画] カテゴリの最新記事
|