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2005/09/01
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カテゴリ:外国映画
その昔、まだ私が幼い頃、最も恐怖を感じる怪物は狼男だった。
その恐怖を培った作品が、今宵紹介する「狼男」だ。

英国の名門貴族タルボット家にひとりの青年が帰ってくる。
ジョン・タルボット卿の息子ローレンス・タルボットだ。
彼は、アメリカから18年ぶりに帰ってきたのだっだ。
ローレンスは、古美術品店で、狼の意匠が施された銀の柄の杖を購入して、店の娘グエンと親しくなる。
ふたりは、グエンの友人のジェニーも誘って、ジプシー芸人のキャラバンを訪ねる。
そこでジプシー占いをしてもらうと、ジェニーに不吉な星が現れているという。
半信半疑の一行だったが、帰りの森でジェニーが狼に襲われる。
彼女の悲鳴を聞きつけたローレンスが駈けつけるが、ジェニーは既に喉を引き裂かれて死んでいた。
ローレンスは胸を噛まれて傷を負うものの、なんとか銀の絵の杖で狼を叩き殺す。
だが、傷を負ったローレンスは、杖をその場に残したまま、立ち去ってしまう。
翌日現場を発見した村人は残された杖からローレンスを疑うのだが…


物語は怖さよりも悲哀が感じられる展開だ。
だが、幼少の私には悲哀よりも怖さの方が際立った。
見せ場はもちろん狼男への変身だ。
今みたいにCGなどない時代だから、当然ストップモーションをディゾルヴさせる手法で撮影されている。
狼男のデザインも完全な狼にはならない。
だが、それが怖いのだ。
完全な狼になったらたいして怖くはない。
むしろ半人半獣だからこそ怖さを感じるのだ。
そういう意味では、暗がりで絶対に会いたくない怪物だ。

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Last updated  2005/09/01 11:21:31 PM
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