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2006/09/04
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カテゴリ:外国映画
深夜に地上波で放映していた。
ついつい懐かしくなって観てしまった。

1936年、アメリカはシカゴ。
この頃のアメリカは、深刻な経済不況の中にあった。
街中には失業者が溢れ、わずかなあぶく銭を求めて職安には長蛇の列ができる、そんな時代だ。
シカゴの下町にたむろする3人の詐欺師が通りがかりの男を巧妙な手段でひっかけて金をだまし取った。
しかし、彼らが手にしたその金は、いつもとは桁違いの大金だった。
11000ドルも入っていたのだ。
それもそのはず、その金はシカゴのギャングが賭博の上がりとしてニューヨークのギャングに上納するはずの金だった。
怒った組織は、その詐欺師のリーダーだったルーサーを殺害してしまう。
仲間を殺された詐欺師のひとりジョニー・フッカーは、生前のルーサーから自分が引退した後に頼るように言われていたシカゴの詐欺師ヘンリー・ゴンドルフを訪ねた。
だが頼みの綱のゴンドルフは、ギャング同志の争いからFBIに追われ、今では売春宿に身を隠して昼間から飲んだくれてる有り様だった。
ところが、ルーサーを殺った相手がロネガンと聞くや否や、ゴンドルフは目を輝かせた。
かくしてふたりは、大ギャング相手に一世一代の大博打を仕掛けるのだが…


今更説明するまでもない名作だ。
2重3重に騙して、仲間の仇を討つ様は、その手段もあいまって見ごたえ充分。
同時に芸術的とも言える巧みな策は、見事のひとことに尽きる。
ピカレスクロマンなので感情移入しにくい人もいるかもしれないが、だまされたと思って観て欲しい。
知らず知らずのうちに感情移入しているはずだ。
これこそ、この作品最大の騙しかもしれない。


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Last updated  2006/09/04 03:06:49 PM
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