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2006/09/10
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カテゴリ:日本映画
今日は、CSで「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」を観た。
以前地上波で放映された時は、かなり多くのシーンがカットされていたため、そういった部分の補完も兼ねての再見である。

アメリカの原子力潜水艦が、グァム島の沖で消息を絶った。
米軍から捜索の協力を要請された日本国防衛軍の海軍は、ゴジラと思われる生物を海底で発見する。
捜索中の探査映像に海底の岩の間で動めく巨大な生物の背鰭のようなものが確認されたのだ。
48年前のゴジラ初上陸の際に、両親を失った防衛軍の立花准将は、軍上層部にゴジラの襲来を警戒するよう進言する。
だが、平和に慣れきった今の軍は、自らの兵力を過信して、立花の言葉をまともに取り合わない。
同じ頃、若者たちが何かに襲撃されるいう事件が日本各地で頻発していた。
BS放送局デジタルQのB級オカルト番組を担当しているリポーターの立花由里は、この事件の取材中に不可解な地震に遭遇する。
地震の震源が移動しているのだ。
彼女はそれを理由にもう一度現地の取材を求めるが、上司の門倉春樹企画部長の許可は下りなかった。
そんな矢先、彼女の友人でサイエンス・ライターをしている武田光秋が一冊の資料を持ってくる。
その資料は「護國聖獣傳記」と題された一冊の本だった。
そこには、婆羅護吽(=バラゴン)、最珠羅(=モスラ)、魏怒羅(=ギドラ)と呼ばれる3つの怪獣が記されていた。
この日本古来の怪獣が眠っている場所と頻発する事件の発生現場が一致していることを掴んだ由里は、早速調査を開始。
伊佐山嘉利という謎の老人から、ゴジラは太平洋戦争で命を散らした人々の残留思念の集合体であることを聞き出すのだが…


興行的な理由で怪獣自体のキャラクターを大きく変更したことから、あまり評判のよくない作品だ。
かくいう私自身も作品としてはあまり好きではない。
しかし、そういう部分に目をつぶってでも見る価値のある作品といえる。
ギドラがキングギドラとして復活する場面などは、屈指の名場面と呼べるかもしれない。
また登場キャラクターが立っており、殊に立花准将の描き方は素晴らしい。
物語が立花の娘・由里を中心に描かれるため、どうしてもそちらに目が行きがちだが、立花准将の方に注目しながら見ると、思いのほか楽しんで観ることができるのではないだろうか。
「自衛隊」とせずに「日本国防衛軍」としている点も何故そう描いているのかを考えながら鑑賞すると、遠回しに語っているテーマが浮かび上がってくるかもしれない。
惜しむらくは、映画として観た時にシナリオの甘さが目立つ点だ。
細部の整合性や未消化の伏線、説明不足な個所などが作品の足を引っ張っている気がする。
こういった部分にこだわらずに楽しめる人だけにお勧めしたい。


ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃
ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃





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Last updated  2006/09/10 02:20:01 PM
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