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カテゴリ:CDあ行
実は、未だにこっそりと(大笑)檜山さん祭りを細々と実行中。マガジンマガジンからでしか購入出来ないドラマCDなので、あまり感想を見かけないタイトルではありますが。
さぁて、ちょっと書いてみましょうか。 サティにドビュッシー、シューマン、リストにヴェートーヴェン、ショパンとピアノの名曲がBGMとして鳴り響く中、繰り広げられる森川さんと檜山さんの801シーン・・。 今回は、4回も(うち一回は、檜山さんのナレーションの背後で。もう一回は檜山さんの回想?と言うかモノローグでの思い出しシーンで)ありまして。収録時間67分のうち、13分くらいはピアノの演奏だけのトラックですから、実質54分でH4回は多いんですけど。その多さが気にならないお話って、いやぁ・・珍しい。多いって事は、Hの合間にお話が進行している・・と言い換えることも出来るのですが。そういう感じが全くないんですよね。 舎監室のドアを開けて、そこに裸の先生と加藤が居ても、びっくりする事なく淡々と用件を述べる川原君。 加藤の外泊を知ってヒステリーを起こしてしまう椿本くん役、声があちこち裏返っての小野坂さんの熱演も、外せませんし。 食べっぷりの良い加藤をマー坊と呼び、「あんな良い子は居ない」と言ってしまう食堂のおばちゃん達に至るまで、ちゃんと脇役達も描かれているし。芹沢先生の葛藤や、加藤の嫉妬と言うよりも独占欲なども描かれている。 そして、何よりも、今回は神谷さん演じる高橋弟!の登場が良かった。 え?ナイスバディの嘱託医の氷山先生の存在じゃないのか?って?えぇ、確かに。ちゃんと氷山先生もお話のエッセンスとして、良かったですよ。最初に芹沢先生が保健室に行った時、加藤が乱入してきて。言わなくて良いような事まで言ってしまう。そして、授業が始まったと告げる加藤に、まるで子供みたいな反応を返して走り去る芹沢。そして、加藤と一晩過ごした氷山先生が、意図的に芹沢先生を口説こうとしているシーンなど。BLには珍しく、グラマラスな女性の色気ムンムンの誘惑美女登場!でしたからね。 しかし、個人的には、高橋弟ですよ。神谷浩史さんが、凄く可愛く熱演しています。純粋って言葉が似合う感じなんですよ(^-^)。 坊(ぼん)命!でお世話をしている兄を見ているうち、そして加藤自身のカリスマに魅せられてしまい。ついには、こんな山奥まで(二ヶ月も兄を説得して)加藤を追いかけて来てしまう。リンゴは兎に皮を剥くし、加藤が煙草を吸おうとしたら、ちゃんと火を差し出す。学長室でHをしている加藤の所にボックスティッシュを持ってくるし・・・・。そういうお世話の仕方って、違うだろうが!(大笑) なんか、妙にずれているようで。それでいて、その場には確かに適切な処置で・・。いやぁ・・この子、最高!!気に入ってしまったなぁ。その純粋に一直線なところが、妙に良い!!加藤弟が、「兄ちゃん・・・・加藤さんは、お幸せそうです」と言うシーンも好きですが。やはり、加藤の魅力を芹沢に言うシーンでしょう。 「男でも、女でも。年上でも年下でも・・加藤さんは加藤さんです!」凄く分かっていますよねぇ(^-^)。 熱血・漢っぽい役で、叫ばせるとか怒らせるシーンは天下一品の檜山さんですが。今回も、見事な受けでございました。冒頭のプールの見回りをしているシーンの怯えまくっての「誰だ?」の最初の「だ」の弱々しい声は、もう可愛いやら情けないっぽいやら。こういう可愛い役、似合うと思う日が来るとは思わなかったなぁ・・。 学長室で、押し倒されてしまい。加藤に妬くな・・と言われ「そ、そんなんじゃ・・ない」と消え入るように答えるシーンの「ない」。 ふと、どうして加藤が怒っているのかが分かってしまった芹沢先生の、加藤をからかっての「男となら、良いのか?」は、ちょっとお茶目っぽい声音。 その直後、殺気をみなぎらせた加藤を見て、「殺されても良い」と陶酔したように言う台詞。もう、檜山さん素敵すぎます!! 氷山先生と加藤が消えてしまった時に、思い出してしまったシーンでは、自分の感情を認めようとしなかった彼が、ついに加藤に堕ちてしまったんだな・・と分かるほどなんです。もっと前から、加藤に男として惹かれていたところがある芹沢先生は、加藤に惚れていたかもしれませんが。同じ男であり、教師と言う立場。そして、年上である・・と言う立場から、強姦で始まったこの関係を認めようとはしなかったんですね。 でも、今回。加藤の殺気に満ちた「男とやったら、殺す!」とすごまれて。その加藤になら「殺されても良い」とモノローグで言った瞬間。芹沢先生は、身も心も陥落してしまったのだと思います。それが、一瞬で分かってしまう演技って、凄いですね(^-^)。 ケダモノ(゜゜)\バキッ☆役の森川さんは、年下でも迫力がある加藤の声音にぴったり。15トラックで、学長室に芹沢を連れ込んで「怒鳴られないと出来ないんか?!」と怒るシーン・・は、ヤクザの息子だなぁ・・と思わせてくれました。「男とやったら・・・殺す!!」の唸るような殺気満ちあふれる声は、最高ですよ。 ところで。相方とお互いに呼んでいる森川さんと檜山さん。Hシーンがあるドラマを、どういう感じで演じていらしたんでしょうねぇ?富士見であったようなトークのおまけがあったなら、聞くことが出来たのになぁ・・。エデンにトークが付くのは、第三弾からだし。昔だったからかなぁ・・と思っていたら。富士見の方が、このエデンよりも古かったんですね・・(^^;。なんで、おまけCDがついていないんだろう?? あと・・ちょっと今回「あ!」と思ったのは。普通、品番と言うのは。連番になっていますよね。コーエーさんならKECHの何番・・と言うのは、発売順に続いていますが。このJUNEさんのドラマCDは、発売日が品番になっているんだ!と言うのに、初めて気が付きまして。おぉ・・と思ってしまいました。いや、ただそれだけの事なんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月28日 22時04分38秒
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