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カテゴリ:CDあ行
本日、メーカーシャー○さんからお兄さんが来てくれまして。無事にエアコンが直りました。なんと、室外機の基盤がおかしくなってしまっていて。室内機からの信号を実行出来ない状態になっていたそうです・・。年内に直って良かったです。
さて。本日は、吹雪のシーンが身にしみてしまったドラマCDの感想をば・・・

特典付☆キャラモモ/アルドゥールCD●あらしのよるに●

あらすじ・・・雷が鳴るあらしのよるに。嵐を避けて、小屋に避難してきた二匹は出会った。
暗闇だったため、お互いに山羊と狼であることに気が付かないまま意気投合し、仲良しとなってしまう・・。
しかし、餌である山羊。天敵である狼・・・二匹の部族は、二匹の交際を良しとはしなかった。

感想・・・種を越えたロミオとジュリエットとの表現も出来るでしょうし、はたまた「お互いを信じる事・友情とは?」と言う永遠のテーマの作品とも言えるでしょう。
実は・・私はこの作品は、映画になった時に中村獅童さんが声の出演をされた事くらいしか知りませんでした。アニメ映画のキャストに、また有名人??と思ったため、映画も見ておりません。
ただ、泣けるらしい・・・と言う情報しか持っていない時。主役の山羊さんを石田さん。そして、もう一方の主役である狼を平田さんと聴いたら、買わないではいられませんでした。最遊記の悟浄・八戒コンビじゃあありませんか??これを買わずして、何を買います?って感じで購入したのですが。
聴いた時に、涙が止まりませんでした・・。泣けるとは知っていたのに、聴く時間がなくて通勤の車の中で聴いてしまったんですね。
尺が長いので、二往復かかりましたが。4トラック(最初の日の帰り道)では、鼻の奥がつーんとしたくらいで済んだのが。二日目の帰り道で聴いた最後の最後、走馬燈のようなシーンからエンディングの歌まで、もう涙がボロボロでして。前の車のテールランプが滲んでしまった(危ないって・・)。
それが、もう「うわぁあああんん!!」と言う泣き方・号泣ではなく、気が付いたら目から涙が・・・状態。止めようとしても止まらない涙。今、泣いたら危ないと分かっているのに、自分の意志では止められない・・こういう泣き方は実に久しぶりでした。今月に入って、聞き直した時にも、やっぱり同じ轍を踏んでしまった(学習能力、なさすぎです)。

さて。冷静に感想を書かせていただくと。
そう・・・これは、一つのおとぎ話。狼と山羊が、仲良くなるなんて絶対にあり得ない。でも、もし仲良くなったとしたら・・。
山羊は、襲ってくるかもしれない狼の牙に怯え。狼は、常に食欲との戦い(本能との戦い)を強いられる。そして、疑心暗鬼の中決裂してしまうか、本能のままに・・・となってしまうか・・どちらにしても、ハッピーエンドは望めない。

しかし、このお話の中のメイは、最初の方こそ「私の肉が目的だったりして・・・」と疑ったりするものの。最終的には、心が一つであるのなら。ガブになら食べられても良いとすら思う。吹雪で、二匹とも倒れるよりも自分を食べてもらって、ガブだけでも・・・と思う。
そして、もう一方のガブは。時々言葉の端々には、山羊イコール餌であり、美味しそうと言う単語をぽろっとこぼすものの。腹の虫を盛大に鳴かせても、目の前のメイにだけは手を出そうとはしない。
そこには、彼なりの超絶な意志を総動員して勝ち得たものがある。吹雪で餌がない中襲ってしまう可能性のあるメイを逃がそうとするガブ・・・。。
そんな二匹だから、新天地の森で。なんとか仲良くハッピーエンドに過ごして欲しい!!と思ってしまうのです。
平原から森に近づく、痩せた狼のシルエット。弱ったメイの目には涙。声の限りにガブの名を叫んで、駆け寄って行く。そこで、ガブが「メイ!!」と答えて、抱き合って・・と望んでしまったのです・・。

ただ。演出の技法なのか、所々で聴いている人を試していると言いますか。もう、いかにもメイがガブに襲われました!とか、ガブが大口を開けて飲み込んでしまいました!あぁ、やっぱり・・ほらね、意志の力だけじゃどうしようもなかったでしょ?と思ってしまうようなシーンが入っているのです。
それが、ちょっとあざとい感じがしたかな??
また、最初の嵐の夜に二人が出逢った小屋では、雷の演出は良いのですが。音が大きくて、あぁ!!邪魔!!と思ったシーンがあって(二人が、肉と草を同時に言った時に雷が鳴って、お互いの好物が聞こえなかったシーンではありません)台詞が聞き取りづらく。
先に書いたあざとい演出と、この効果音がなければ。もう手放しで褒めまくるお話となったのですが・・。

でも、それらを差し引いても。本当に素晴らしいCDでした。
悟浄とは違って、「おいら」が自称で、「やんす」の語尾を使う平田さん。ギロさんやバリーさんには敵わないけど、そこそこ体格の良さそうな気のよさそうな狼でした。やんす・・って、ド根性ガエルでしたっけ?あれ??どこで聴いたっけ?
スタイリッシュで、気障な悟浄とは違った魅力で。空腹の誘惑に耐えかねて、メイの耳を少しだけかじろうとしたシーンの石田さんの物まね?っぽい「貴方は友達だから、耳くらいなら良いですよ」などには、大笑いしてしまいました。
そして、石田さん演じたメイは、本当に好奇心旺盛な少しぽっちゃりした山羊さん(タブ君よりは細めと思ってます)。ガブとのデートの待ち合わせでの「あ、ガブ」などに、ちょっとのんびり屋さんの雰囲気が、とても出ていました。
閑話休題:何故か、メイを羊と思いこんでいたところがありまして。石田さん、未年だしなぁ・・・だから、羊さんか・・・って、違うって(゜゜)\バキッ☆。
山羊・・あ、山羊だったんだ!と思って真っ先に思い出したのが「アルプスの少女ハイジ」でした。ハイジの中でだったら、大きくならない種類で大角の旦那達に紛れ込んでいた子(アトリでしたっけ?)を連想しました。メイのイメージは、あの子ね(大笑)。はい・・・古いアニメですので、分からない方はスルーして下さいm(_ _)m。

ほとんどが、平田さんと石田さんの会話で成り立つお話だったので。他のキャストさんは、出番は少なかったものの。
小杉さんと中井さんの狼は、本当に凶悪(大笑)で、いかにも怖そうでした。大食いよねぇ・・きっと。丸飲みしそうだし。
そして、原作に惚れこんでいる山口さんは、本当にぽっちゃりした山羊さんでした(^-^)。

個人的に、好きなシーンは。
4トラックで、ギロに合わせて「山羊の肉」会話をしたガブ。心の中で「ごめん!」と一生懸命謝って。それを聴いてショックなメイに、「山羊の肉ではなく、今自分が好きなのは、山羊なのだ」と言ってのけるシーン。
鼻の奥が、つーんとしましたね・・。
そして、もちろん。「あらしのよるに」をキーワードとして、走馬燈のように蘇る二人の会話の数々。
今までの二人の会話をピックアップしているだけなのに、ただそれだけなのに。もう涙が止まらなくて・・・

あ・・やってしまいました。感想を読まれた方は、気が付きました?途中から二匹ではなく二人と書いてしまっています(^^;・・。最初は、気を付けて書き直しましたが、もういいや。だって、どう抗っても二人となってしまうのですもの。
動物のお話だと分かっているのに、ごく自然に二人と書いてしまうんですよね・・。
何しろ、メイもガブも二足歩行(四足歩行しているように聞こえた方、いらっしゃいます?)しているかのように(一種の擬人化された状態)聞こえますし、狼が可愛い花だ!として踏まないように気を付ける(四つ葉のクローバーを探すくらいですから(苦笑))シーンがあると、もうどうしても動物には聞こえてこない(大笑)。

でも・・この二人のように、お互いがお互いを信じていれば。相手の気持ちになって行動出来れば・・
世の中から争いなんて無くなるかもしれない・・ふと、満月を見上げて祈りを捧げたくなりました。





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最終更新日  2007年12月17日 19時20分47秒
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