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カテゴリ:CDな・や行
クリスマスですね(^-^)。
個人的には、サンタクロースを聞いて(そういう名前のアルバムです。93年の古いCDでして。声優さん5人が、それぞれ2曲ずつクリスマスソングを歌っていらっしゃるやつなのです)一昨日の残りのショートケーキを食べていました。

普通、イブの方が盛り上がりますが。
ちょっと今夜は、クリスマス関連で。そういうドラマCDを・・

実は、先日。神父と悪魔のドラマCDが3巻まで来まして(これが聞きたかったのに、長かったわぁ!!そう・・石田さんのリリンを聞きたくて、やっと到着しました!(大笑))その中でも、大いなる光の存在や神への愛・・などを問うシーンがありました。
この作品も、神への愛などを問いかけるお話になっていますね。
ドラマCDは、角川さんの通販オンリーでしたので。画像は、原作です。

名も無き鳥の飛ぶ夜明け


名も無き鳥の飛ぶ夜明け(第1巻)

名も無き鳥の飛ぶ夜明け(第2巻)

あらすじ・・・この辺りで一番キレイな人は?と尋ねてきた男・鴉。子供が案内した教会に居た神父・白鷺は、実は悪魔であったのだが。神の愛を信じ、人として生きたい!と願っているのだった。そして、彼を追い落としに来た鴉は天使であった・・。
種族の違う二人が出会った事から、神にまつわる矛盾点によるゆがみが大きくなっていく。

キャスト・・・中田譲治(鴉)×緑川光(白鷺)

三木眞一郎(蝙蝠)、置鮎龍太郎(大公(辰巳))、諏訪部順一(サリエル)
家弓家正(猿上神父)、河本邦弘(鸚鵡)

倖月美和(ケルビル)、伊藤龍(少年1)、酒井敬幸(セラフィム1)
竹内健(セラフィム3)、根本圭子(ケン)、恒松あゆみ(老婆・デビル)
岡崎雅紘(ザガン)、古賀寛之(悪魔)

感想・・・一応、表記的に×でカップリングしていますが。実際にはキスくらいで。直接的なシーンはありませんでした(事後らしき台詞が、しかも他人様から「服を・・」と言うものがあったくらいでした)。が、それが気にならないくらい重いお話でした。
続け様に、中田さんが「神よ・・・」と神への信仰を悩んだり、神が本当におわすのなら、我らの声を聞き届け給え!と葛藤する役を聴いたものですから。
あぁ・・中田さんには、こういうストイックな役が本当に似合うのよねぇ・・とうっとりしておりました。白鷺を抱くシーンでの「私が貴方の神だ!」は、もう最高でした!

神とは?信仰とは?
無宗教の私には、簡単に答えが出せないものですが。
ドラマCDになっている時って、神への信仰を楯にした宗教がらみの組織や人々(この場合は、上級天使様ですが)が存在し、敬虔な気持ちで神を崇めようとしている人に迫害をなす・・・システムや組織系列としての宗教との狭間で、あれこれ起こっている作品が多いようにも思います。
神だけを崇めていれば、他人を愛さなくても良いのか?それは違うでしょう・・・とは思います。
こういった作品では、どうしても分かりやすくするためか?神だけへの忠実な愛を誓って、その分他者を迫害するように命じる者が居たり、神に疑問を抱いたなら「叛逆」の証が現れてしまう・・・となっているように思います。
きっと、無宗教の人にも分かりやすくするために、そういう図式にしているのかもしれません。

さて。このCDでは、一番の「うわお!」は、実は家弓さんでした。
白鷺が悪魔だと知っていて。彼に信仰を教えてくれた人。その包み込みような優しい声は、年老いてなお毅然と振る舞う人徳者を思わせました。声から後光が射すかのようです。
彼こそが、蝙蝠が愛した師の今の姿なのかもしれない・・・とすら思っておりました。

他のキャストで行くと・・。辰巳と大公の演じ分けの見事だった置鮎さん。
上からの命令に逆らえず、かつての友と戦うしかないサリエルの諏訪部さん。
この二人が共に果てるシーンでは、成就した想いに対して「良かったね」と言うべきなのか?それとも、それしか方法はなかったのか?と言う思いに囚われておりました。

本編では蝙蝠と名乗っている、三木さんが演じた裏切り者。
その過去が露呈するシーンでは「こう来たか!!」と唸っておりました。
望んだ事が果たされないままに2000年を生きた彼・・。その死は、安らかさをもたらすものであれば・・・と思います。
彼の相棒?である鸚鵡の河本さんは、本当にオウムを熱演されていました。

そして。緑川さん演じる白鷺は、本当に美人さんだと思えて。彼が悩むシーンや苦しむシーンでは、なんとか幸せに!!とただそれだけを祈ってしまうほどでした。

鴉と言う名の天使が持つのが白い羽根で。白鷺と名乗る悪魔が、黒い羽根・・・・と、蝙蝠以外は逆のネーミングかな?と思っていましたが。最後に、鴉が白鷺を人間にして、自らを犠牲にした後。
白鷺が、「夜明けに飛び立つ鳥の名前が、分からない。自分は、何か大切な物を失ったと言うのに、それが分からない」と言う慟哭が響き、エンディングの歌に続いてしまいます。
「うわぁ!!これで終わりってのは無し!ちょっと待って!!」と思っていたら。
本編もずっと映画を見ている(と言うよりも聴いて、頭の中に映像を浮かべていたのですが)感覚がしていましたが。
まさに、クレジットが流れた後に結末のあるお話で。おそらくは、聴いている人が皆望んだであろう結末が用意されていました。

映画を見る時のマナーとして、クレジットの途中で席を立ってしまう人の話が出ます。
劇場(映画館)が明るくなる前に席を立つような、制作者に対する気持ちもない人は・・ほらね・・こういうお話の終わりを見ることが出来ないでしょう?と、ドラマCDとは関係のない所で思っておりましたm(_ _)m。





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最終更新日  2008年12月25日 20時53分54秒
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