感謝人の成長、気づきの深さ、人としての徳、人に対する愛、すべてこの 感謝が継続して出来続けるかにかかっていると思う。 この感謝をし続ける事ができると幸せは続き、人にも幸せを提供できる。 私が最近一番心を打たれた瞬間が、ある店の店員がお客様が帰ってしまわれた後も、深々と誰に媚びるでもなく、ただ美しく頭を下げ続けていた姿勢 だった。一瞬その美しい光景に目を奪われ、言葉が出てこなかった。 そして、頭を上げたあと、ニコっと笑い、店に入っていったのだ。 誰かに見られているから、そうしたのではなく、自分の心からの気持ちを 表したのだ。 あの姿勢がある限り、あの店は伸び続けるだろう。 感謝というエピソードで感動的な話が1つある。 本田健さんの本で出てきたお話なのだが、 ある日松下幸之助さんが、新幹線に乗っていたところ、いつも本を読んで感動していたある社長が松下幸之助さんを見かけ、いつもの本のお礼ですと みかんをさしあげられました。 松下幸之助さんは、「ありがとうございます」と受け取られました。 この後が、凡人と徳がある方の大きな違いでした。 松下幸之助さんは、新幹線を降りられた後、その社長さんのお座りなっている席の窓の外まで歩いていかれ、深々と礼をされたのです。 新幹線が出発し始め、見えなくなるまでズ~ット礼を続けられたのです。 その姿を見た社長さんは、涙を流し感動され、会社に帰り自分の会社の電気製品をすべて松下製に変えさせたそうです。 この松下幸之助さんの行動は、本当に難しいことだと思います。 あれだけの資産をお築きになり、なお、みずしらずの方から頂いた「みかん」1つのために礼を尽くす事ができる。 この姿勢は本当にまねすることが難しい人の境地だと思います。 だからこそ私は真似たいと思います。 この感謝という言葉を常に胸に抱き、この日記でも公表することで 続けていきたいと思います。 もし、私が感謝がないような行動をとっていましたら どうぞ私を戒めてください。 |