１１月１日（土）　　　　０８年 日本シリーズ第１戦　～ＴＶ観戦にて

いよいよ日本シリーズが始まりました。
でもＧ，ｓ　Ｖｓ　Ｌ，ｓということなのでＦ，ｓファンからすると、どちらが勝っても
負けてもどうでもいいような感じでしたが、思いがけないビッグプレゼントを
いただきました！　特別ゲストとしてダルが解説で出演するという話です。

あっ、そんなら見なきゃマズいっしょ…。
いや、Ｆ，ｓファンなら絶対に見なきゃ！！
そう思ってＴＶをポチットな！　スカパー Ｇ＋へ…。

と、出てきました、出てきました！
キリッとスーツにネクタイでどこかの銀行員かと思うような清潔そうな出で
立ちでしたが、聞かれたことに対してはハキハキとよくしゃべってくれました。
また、日本テレビの司会者がダルに対していろんなことを聞く聞く…
江川、山本両レギュラー解説者を差し置いてまでも。

こういう場面ではどんな球を投げますか？…
このバッターにはどこを攻めますか？…
涌井投手はどんな青年なんですか？…
などと矢継ぎ早に質問されても臆することなくキチンと応えるところが素晴
らしかったです。レギュラー解説者もたじたじになるほどの饒舌でした。
しかも現役投手であるダルのコメントは超リアルで重みもずっしり。
一言も聞き逃せないほどの貴重なコメントばかりでした。

Ｆ，ｓの選手たちはみんな、他球団の人と比べてしゃべりはうまいですよね。
インタビュー慣れしているというか、どんな質問にも物怖じしません。
なので聞いていてもさわやかで気持ちがいいです。
とくに稲葉などは誠実さがじーんと伝わってきますからいいですよ。
これはきっと彼の人間性なんだと思います。

まあ、あまりうまくはないといったらマサルでしょうか。
お立ち台に上がっても勝ち投手なのに自信なさそうにボソッボソッとしゃべ
るので「どしたん？この人は　大丈夫なん？緊張してるんかい？！」
などとＴＶに向かって突っ込みたくなります。
それはそれでまたいい味出してると思うので別にいいんです。
マサルの持ち味ということで（苦笑）…。

きっと、もっとたくさん勝ってあっちこっちからたくさんインタビュー受けるよう
になればしゃべりもうまくなるでしょうから、もう少し待ちましょうか。
でも、お立ち台でドギマギしながらしゃべっているマサルを見るのも好きな
のであんまりうまくならなくてもいいんですが…。
って、どっちなんだ？！
いや、どっちでもいいんですよ 許せちゃう（笑）。

あっ、そんなことじゃないんです！　
ダルの話なんですが…。
放送の中で言ってましたよね、マブダチＬ，ｓ涌井の終盤のピッチングを見て
「試合は今日だけじゃなくて明日もあるのでそのためにも今やっておくことと
してバッターの感覚を狂わせる、或いはインコースを強く意識させて踏み込
ませないようにしておくことが後々の試合で効いてくる」と。

たしかＣＳ第２戦でも同様のコメントを残していましたが、さすがですね。
先発ピッチャーはその試合をきっちり投げればいいということではなく
エースならそのあとの事も考えて短期決戦を勝ち抜く方法を
自分自ら示していかなければならない、というダルの自論を改めて聞かせ
てもらいました。

敵将 Ｅ，ｓ野村監督を言わせて「ダルビッシュのいいところは、いつでも自分
はチームのために投げ抜くんだ！という姿勢にある」と。
さらに続けて「うちの岩隈ならまず出来ないでしょう。そこがダルビッシュと岩
隈の違いで、ダルのような子がいるとチームは自然と団結してくるし強くなる。
監督の言わんとしていることがよくわかっている」と。

時折ＴＶカメラが解説者席のダルの横顔を映していましたが、いつでも背筋を
ピンと伸ばして中継アナや解説者からの質問にもきちんと答えていて好印象
でした。でも、心なしかグラウンドを眺めている様子が時折淋しそうに見えて
しまったのは自分だけなのでしょうか。
今、そこに居られない無念さがちらっと見えたような気がしました。

いや、彼もきっと緊張していたのでしょう。
だから自分にはそう見えたのかも。
いや、でも…
やっぱり違うような（苦笑）。

優勝めざして！！

アリガト　(*^-^)／＼(^-^*)ﾅｶﾏ!