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「この脚本はとても私的な部分で私の心を捉えた」
![]() 映画「フライトプラン」 と、ジョディは語り、自らこの映画への出演を希望したそうだ。 昔からの僕はジョディ・フォスターファンなので、彼女が出演した映画のすべてを観てきました。 映画も撮るジョディが、自ら熱烈に出演したいと思った映画っていうのは一体どんな映画なんだろう。 という興味が僕がこの映画を観る最大の興味ごとでした。 そして今日、この映画を観て、更に色々と推測し、もし僕の想像通りならジョディーはこの映画の主人公が航空機設計技師とオーバーラップするように、とてもクレバー(理知的)な女優であり、自分を冷静に知ってる人なんだと合点がいきました。 まず、このジョディ演じるカイルという主人公はジョディにハマり役なのです。 そしてストーリー展開も、以前の「羊たちの沈黙」の主人公クラリスと同じ、恐怖心に駆られながらも目的に向かって命を懸けるというタイプと同じです。 こういう主人公が自分が得意とするジャンルであるということを、まずはジョディは熟知していると思うのです。 実はジョディの身長は150センチちょっとなのですね。 普通女優であるなら男性に負けずと劣らない長身の人もいるように、やはり画面栄えするような長身が理想です。 だからジョディは、その点から言えば身長のなさは欠点にもなりかねない。 でも、彼女はその低い背丈を見事、役柄とストーリーとで長所に変えている。 戦う女がボンドガールのごとき、長身グラマラスな女だと「すげ~」とか「つえ~な」みたいにただ思えるところが、小柄なジョディが暴れまわるところにそれ以上の戦う女、強さというものが強調されます。 ただの強さよりも、必死に戦う姿が描けるのです。 ![]() そして、そのキャラクターの中には時としてする頭脳戦での知的な魅力があります。 そう、ジョディの魅力は知的さも多分にあります。 それは、当然ジョディ自身も知っています。(たぶん) それはジョディの顔の部分の眼と唇にあります。あの眼光の鋭い演技と、薄い唇に知的さを醸し出せるのです。あれが厚ぼったいセクシーな唇では、科学者や技師などの役は選ばなかったかもしれません。 だから、役柄もストーリーもジョディには打ってつけだったわけです。 実はストーリー自体は、以前の「羊たちの沈黙」や「告発の行方」よりは落ちます。これも実はジョディは脚本の段階でわかっていた。(と思うのです) もし仮に映画が当たらなかった場合でも、ハマり役のジョディの演技は光り、ジョディで持っている映画だと言われるでしょう。(彼女にはそれほど役に自信があるので、計算済み)当たれば当たったで、さらに主演のジョディにはスポットが当たります。 だから映画がどっちに転んでも、ジョディの評判を落とすことはありません。 これはジョディがズル賢いという意味ではなく、彼女が自分自身を熟知しているから出来る技なのです。 人間だれでも欠点はあります。 (ジョディの場合は身長の無さ) でもその欠点にコンプレックスを持ってただ嘆くのではなく、こうして客観視してそれを長所まで転換することも出来る。という僕は素晴らしいお手本だと思うのです。 映画というものは、ただストーリーを観終わって、それが「おもしろかった」「つまらなかった」と言うだけではなく、そこにある俳優の人間性、舞台の時代性、隠された裏のストーリーやテーマを見つけ出すことも出来れば、もっともっと楽しくなれますよ。 映画でも「見えないけど、そこにあるもの」を見抜く力をつける練習の場にもなると思うのですね。 だから、映画はどんどんみんな観ましょうね。 フライトプラン オフィシャルサイト ![]() 役柄よりも素の方が断然若々しいジョディ(^^) [勇気を貰える言葉(映画)]カテゴリの最新記事
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