小川原湖のシジミ漁とわかさぎ釣り
青森県には湖が沢山有りますが、この小川原湖は、入江の一部が海面低下と湾口の砂丘の発達により形成された海跡湖で、広さでは国内第11番目(汽水湖では5番目)、平均水深約11m、最大水深25mだそうで、 私の職場への通勤路に位置してるため、四季を感じ取れる場所ともなっています。 連日気温の低下に伴い、湖にも氷が張り始めて一面を覆ってきましたが、その氷を砕きながら、小川原湖名物のシジミ漁が行われていました。(見てるこちらが寒くなります。この季節、値段良いんだろうな~。)小川原湖は汽水湖なので、シジミ貝、シラウオ、ワカサギ、ハゼ、ウグイ、フナ、ウナギ、コイなどの漁獲が有るそうで、シジミ貝(ヤマトシジミ)の出荷量は全国2位と聞いています。 この厳しい中での漁が、小川原湖所在地の東北町や、三沢市、六ヶ所村の沢山の漁師さんの生活の基盤となってる事は皆さんお分かり頂けるかと思います。 先週日曜日位から内沼には、わかさぎ釣りを楽しむ方も訪れるようになりました。小川原湖は、わかさぎ出荷量は全国1位と聞いています。これからの週末には沢山の人で賑わいます。 私はわかさぎ釣りは中々行きませんが(行かなくても貰う機会が多いもので)、愛好家にはたまらないようで、電動リールやロッドを自作で楽しんでる方々が、私の周囲に沢山居て、この季節だからこそ、中々熱い釣りのようです。 但し、数年前から近隣住民や、私のように通勤者との間でのトラブルも多くなっています。日曜日など、縦列駐車により、片側1車線状態が500m以上になり、ライフラインのバスや大型トラック・大型ダンプ等とケンカになってる状況を良く見ます。見てる私達も足止され、ここを抜けるのに1時間以上掛かった事が度々あります。 一番ひどいのは除雪の重機が通れ無くてもお構いなし・・。2年前は(昨年は暖冬で凍らなかった。)取締りが強化されました。 交通障害以上、に私個人が一番感じてる事は、自作テントを場所取りと称して置いていき、氷が解け始めて回収不可能になり、無残に水に浮かんだり、岸に打ち上げられてる(ゴミも)光景を沢山見ます。沈んでいる物を含めると、相当数に上ると思います。 この湖の主な流入河川には高瀬川(七戸川)、砂土路川、土場川、姉沼川などが、湖の南部から流入しています。流出河川は高瀬川で、湖の東北部から太平洋に注いで行きます。 各々の流入河川には櫻鱒・アメマスさらにサケの遡上も見られ、漁師やアングラーがゴミを持ち帰るようになったり、地域住民が環境に取り組むようになり、最近流入河川はここ5年間で、目に見えて綺麗になってきてます。 一部の心無い人の影響で、わかさぎ釣が出来なくならない様に、皆さん楽しんで下さいね。