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「また妊娠出産で悪化しました」 「今日は何をして欲しいですか?」 「稲科以外も検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 「抗生剤もください」 「母乳に出ますよ」 「だいぶ良くなりました」 生後から全身アトピーの30才の女性。4年前に第1子出産のときに皮膚症状が悪化し、全身発赤ガサガサジクジクで受診しましたが、カビバイ菌だらけの説明をしたら、なぜかイネ科花粉検査と殺菌消毒だけ希望されました。 4年前:IgE:10443、イネ科2(2.98) 今回も第2子出産で全身の皮膚症状が悪化して受診しましたが、今回はカビバイ菌対策にも興味があるようでした。 4年ぶり:IgE:17049、HD6(756.0)、ダニ6(722.0)、杉6(324.0)、マラセチア5(94.0)、ピティロスポリウム5(66.8)、カンジダ3(17.1)、ビール酵母3(12.2)、アスペルギルス3(11.7)、カモガヤ3(7.83)、黄色ブドウ球菌3(6.61)、ブタクサ2(2.23)、ヨモギ2(2.03)、TARC7207、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 皮膚の毒素は瘀血にあたりますので、肝臓⇒便、子宮⇒経血でデトックスされます。したがって、便秘の人と生理が不十分な人は、皮膚にいろいろ出やすい(デトックスが不十分)です。 妊娠すると生理が止まりますので、必ずアトピーは悪化しますが、妊娠してから「アトピーを治してください」と来られても大変困難です。 前回も妊娠中と授乳中は内服薬が試しにくいので「授乳が終わったら来てね」と言ったのに、またまた、出産直後に来てしまいました。母乳に出るけどジスロマック内服と殺菌消毒だけお願いしました。今回もカビ内服の試用は授乳が終わってからだね。恐い恐い。
「苦苦苦しい」 「ミミハナノド赤いですね」 「ギギギランバババレかかもも」 「マイコプラズマ(+)です」 年始に呼吸停止して救急車を呼び「ギランバレ」で1ヵ月間入院した37才の女性。その後元気でしたが・・・ 3日前からノドが痛く、2日前から咳、昨日から頭痛・倦怠・めまい・ふらつきがあり「ギランバレの時と同じ症状が出てきた」ので焦って亀クリに飛び込んできました。「呼吸が止まる前になんとかしてほしい」とのことです。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、CRP0.41、WBC6150、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状は、ミノペン+シーパラ点滴+ジスロマック内服ですぐに良くなってしまいました。 IgE:イネ科3(11.9)、杉3(10.2)、ヒノキ2(2.32)、シラカンバ≦0.34 ギランバレの原因は不明ですが、今回は呼吸が止まらなくて良かったです。でも、どうして今回は、救急車を呼ばずに亀クリに来たんだろう。恐い恐い。
「2週間前から顔が真っ赤なんです」 「ミミハナノド赤いですね」 「プールの塩素は大丈夫でしょうか?」 「水道水が大丈夫ならば問題ありません」 「スイミングのインストラクターなんです」 「マイコプラズマ(+)です」 23才の水泳指導員の女性。2週間前から顔が真っ赤な熱傷状態になり、皮膚科でアレジオン内服+リドメックス塗布でも良くならないと受診しました。皮膚科で血液検査をして「アレルギーではない」と言われたそうです。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:82、マラセチア・イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・杉・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌≦0.34、抗核抗体×80倍 症状は、ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック+エピナジオン内服で、すっかり良くなってしまいました。 膠原病の体質を持っている人は、余力がないので、無理は利かないし、マイコでも何でもこじれやすいね。特に紫外線は危険だね。恐い恐い。
「カビアレルギーの検査してください」 「鼻炎と扁桃炎と結膜炎です」 「部屋がカビっぽいんです」 「感染症です」 「アレルギーだと思います」 「カビ(-)マイコプラズマ(+)です」 「4月の初めにマイコプラズマ気管支炎罹りました」 「・・・」 2日前から膿性鼻汁・鼻閉・咳嗽・眼脂がある1才9ヵ月の男の子。父が鼻炎で部屋がカビっぽいので検査してほしいと受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤に腫れてましたので「感染症です」と説明しましたが「家のカビアレルギーだと思います」「血液型もしてください」とのことです。 母の希望:IgE:6、杉・ダニ・HD・ペニシリウム・クラドスポリウム・アスペルギルス・カンジダ・アルテルナリア≦0.34、A型Rh(+) 毒多ぁの希望:イムノカードマイコプラズマ抗体(+) あとで聞いたら、3週間前にマイコプラズマ気管支炎に罹ったとのことでした。まだ治ってなかったのね。恐い恐い。
「血液検査してください!」 「え?え?え?」 「S保育園で飲みと寝つきが悪いからって」 生後2ヵ月から全身アトピーでキンダベートを塗っている生後5ヵ月で「10kg」の男の子。デブデブで血管が見えないのに「飲みが悪い」「寝つきが悪い」ので「離乳食開始のための」血液検査をするように言われ、かかりつけ医のところではなく!なぜか亀クリに!「血液検査だけ」しに来ました。 超肥満体を見て涙が出そうになりました。「血管がない(><)」「暴れる力がすごい(><)」何とか3人がかりで押さえつけて、15分かかって(3回刺して)やっと採血しました。 IgE:25、卵白3(8.43)、小麦2(3.24)、杉・ダニ・ミルク・大豆≦0.34 離乳食開始時期のもっとも早い意見は「5ヵ月7kg」。離乳食開始の最も遅い意見は「2才半」です。 保母(マニュアルオバさん)は頭が固いので、5ヵ月になったら離乳食がやりたくてたまりません。 腸が未熟なうちに離乳食を開始すると、未消化の大きな蛋白(アレルゲン)が吸収されて、食物アレルギーを悪化させる危険があります。 保育園の離乳食はペットを飼うのと同じ感覚だね。恐い恐い。
「2月から鼻が詰まって苦しそうなんです」 「ペリアクチン内服してますね」 「昨夜詰まって暴れて眠らなかったんです」 「鼻も胸も膿汁でドロドロです」 「検査してください」 「ペリアクチン中止と鼻汁吸引が先です」 「楽になりました」 2/26から耳漏があって耳鼻科にかかっている1才5ヵ月の男の子。ムコダインとペリアクチンを内服しても2ヵ月間鼻汁が治らず、4日前から夜間咳嗽・嘔吐・不眠・不穏を訴えて受診しました。 20日前に血液検査をしましたが、それ以外の原因を知りたいとのことです。 IgE:5.29、卵白2.89、小麦0.00 鼻粘膜の強い腫脹充血と膿性鼻汁による鼻閉。咽頭扁桃の強い腫脹充血と後鼻漏。胸部には多量の痰の貯留を認めました。 副鼻腔気管支症候群を疑い、とりあえず鼻腔吸引を行ったらドロドロ粘調な膿性鼻汁を多量に認めました。 IgE:14、ダニ2(0.80)、杉1(0.51)、胡麻・ピーナッツ・大豆・トマト・ジャガイモ・リンゴ・チーズ・バナナ≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 鼻汁培養:肺炎球菌(+)、インフルエンザ桿菌(+) もちろんハナとタンを固めるペリアクチンは中止し、メイアクト+オノン+ムコダイン内服としたら、すぐに良くなりました。恐い恐い。 えっ?。どうしてペリアクチンが処方されるのかって?。ペリアクチンは抗ヒスタミン作用で咳やハナをピタッと止めて、抗セロトニン作用(LSD25と同等の強力な中枢作用)でよく寝てくれます(ボーっとします)。 知的レベルの低い飛騨のジジババは、ピタッと止まると、治ったと思って、大変喜びます。もちろん主治医の評価も◎です。恐い恐い。
「園から検査して来いって」 「牛乳乳製品除去中なんですね」 「38.3℃あるからインフルエンザもして来いって」 「マイコプラズマ(+)です」 生後1ヵ月からアトピーの3才の男の子。 生後6ヵ月:IgE:16、ミルク1(0.45)、小麦・卵白・ダニ・米・ソバ・ピーナッツ・大豆・サツマイモ・モモ・クルミ≦0.34 久しぶりに受診しましたが、園から血液検査を要請されたようです。 3才4ヵ月:IgE:278、ミルク3(5.62)、杉2(3.04)、バナナ2(1.16)、小麦2(0.89)、卵白1(0.38)、ダニ・HD・大豆・トマト・ジャガイモ≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、インフルエンザ抗原(-) 検査のほかに、ジスロマック内服とラベンダー軟膏以外は希望されませんした。 なんでも自力で解決する母なので、全部お任せです。亀クリは御用聞き外来だからね。恐い恐い。 そうそう、6才以降で陽性になるはずの杉花粉が3才ですでに陽性だったので、びっくり。両親とも杉花粉症だからね。恐い恐い。
「月曜日から首が熱傷状態です」 「だれか金属アレルギーいますか?」 「私がネックレスでかぶれます」 「黄砂ですね」 「どうすればいですか」 「キンダベート処方します」 「リンデロンよりも効きました」 生後5ヵ月から全身アトピーでリンデロンを塗っていた4才の女の子。リンデロンが効かなくなったので、1才半から亀クリを受診して、除去食+インタール+強酸性水消毒を+ラベンダーでかなりきれいになっておりましたが・・・ IgE:56、ダニ4(20.9)、HD3(15.8)、卵白2(0.77)、イネ科・カビ・ブタクサ・ヨモギ・杉・ヒノキ・卵黄・鶏肉・オボムコイド≦0.34 4日前に黄砂が飛んだ日から、首が真っ赤に焼けただれてしまいました。 黄砂は金属塩の塊ですので、金属アレルギーの人はひどい目に遭います、また黄砂には中国の汚染物質が付着しておりますので、化学物質過敏症(CS:Chemical Sensitivity)の人はさらにひどいです。 ここ数日、金属とCSの児は、皮膚は焼けただれ、呼吸ができず、苦苦苦し~いと言って駆け込んできます。恐い恐い。 そうそう、3年前、長期連用してリンデロン(strong)が全く効かなくなっていたのに、3年ぶりに使った弱いステロイドのキンダベート(medium)がとてもよく効いたので、母は驚いてました。 やっぱりステロイドはたまに使うと効くね。恐い恐い。
「ガサガサひどいんです」 「妊娠中パン食べてないよね」 「大好きです」 「この児には」 「パン粥食べさせてます」 「パンやめてください」 「きれいになりました」 生後2ヵ月に(夏はイネ科花粉の時期だね)重症鼻閉で無呼吸を起こしたことのある8ヵ月の女の子。生後6ヵ月頃から体部と下肢がガサガサしてきたので受診しました。 母親が重症イネ科花粉症と化学物質過敏症(CS)なので(IgE:326、イネ科61.1、杉5.03、ピティロスポリウム1.91、ダニ0.91、HD0.78、カビ・黄色ブドウ球菌≦0.34)、妊娠中からパンをやめるように言っていたにもかかわらず「パンが大好き」離乳食も「パン粥」を食べさせていたようです。 血液検査をお願いしたら、結果は、まだ陰性でした。 IgE:31、卵白・ミルク・小麦・大豆≦0.34 パンをやめたら、ガサガサはすぐにきれいになりました。ギリセーフ。悪いものほど欲しくなるの法則だね。恐い恐い。
「1ヵ月前から急に悪化しました」 「今年は祭りが復活しましたからね」 「何とか祭りが出来るようにしてください」 中学背の頃からアトピーでステロイドを塗っている29才の男性。1ヵ月前から全身ガサガサブツブツジクジクが悪化し皮膚科2ヵ所かかっても良くならないので亀クリを受診しました。 飛騨の山奥には、裸で夜通し呑んで暴れまわるやんちゃ祭りがありますので、具合が悪くなって、くそでっち(美しい飛騨のことばでお坊っちゃま、お嬢様はくそびんた)が、がたくさん受診します。 左鼻粘膜が真っ赤に腫れていたので、アトピー+皮膚感染症かと思い検査しましたが、イムノカードマイコプラズマ抗体(±)。 IgE:18、杉2(0.73)、マラセチア・イネ科・雑草・カビ・ダニ・HD・ヒノキ・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌≦0.34 ミノペン+デカドロン点滴をしましたが、ビクともしません、アトピーではなさそうなので、祭り終了後に「アトピーではなさそうなので皮膚科に紹介状書きます」「皮膚科はかかりました」「診断名は言われてないでしょう?」「言われてません」「きちんとした皮膚科できちんとした診断名が必要です」亀クリでは無理そうなので紹介状をご用意いたしました。 もちろん前回逆鱗に触れた紹介目的の欄には「精査加療」とは書かずに「皮膚科学的診察」と書きました。 皮膚科からのお返事は「尋常性乾癬」でした。 皮膚科で良くならずに小児科に来るのはとても不思議です。皮膚科で良くならなければ皮膚科にかかってね。恐い恐い。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |