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ある日の中央線。
新宿から乗り込んできた不思議な<生き物>を発見。 まずはその足から。 これで、それが何かを分かる人はまずいないでしょう。 では顔をお見せします。 はい。ここでほとんどの人は 「なあんだあ。なまはげか?」と言うことでしょう。 ところが正解は別にあります。 答は『岩手県のなもみ』-----なんて言っても分かるわけありませんね。 これは三陸鉄道のキャンペーンで上京してきた人。 一緒にいた、きれいなお姉さんいわく 「岩手の人でもほとんど知らない」のだそうです。 パンフによれば 「1月15日の小正月の夜になると、若い男たちが 『なもみ』という怪しげな姿に変装し、地域内を徘徊したものである。 大きな鬼の面をかぶり、ミノや毛皮を着て 大包丁、長い棒を持ったり、 カマスを小脇に抱えて歩いたりしていました。 ミズキの枝に笹を挟んだ笛を『ピイピイ』と鳴らし、 入り口の戸をガタガタ鳴らして、 『泣くワラスはいねぇか』『きかねぇワラスは連れて帰るぞぉ』と 怒鳴りながら土間に入ってきました」とあります。 家の者は 「もう、きかなくなりませんこった。 このワラスば、けられませんさけぇ、 代わりに餅こをけますんが」がと餅を差し出して この『なもみ』を帰すのだそうです。 実は、新宿から乗り込んできた時には、 お面は着けていなかったのですが、 写真をお願いすると、このように<正装>していただけました。 さて、これがなぜ<旅>に関係あるかと言えば、 先ほどの三陸鉄道『北リアス線』、 お座敷列車さんりくしおかぜ冬バージョン『こたつ列車』 (06年12月23日~07年2月25日の土・日・祝日。及び1月2日~5日)に登場するそうです。 こたつに加えて、昔ながらのストーブでおせんべいを焼いたりもするのだとか。 すっかり宣伝の片棒をかついでしまいましたが、 『なもみ』でgoogleしてもなかなか出てこず、 『なもみ 岩手』でやっと371件。 これは知られていない-----と、ご紹介した次第です。 この『なもみ』、昔から 五穀豊穣、無病息災、家内安全を呼び込むのだとか…。 少し気が早いですが、来年はいい年でありますように。 ※なおHPへのアップは、了解を取ってあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.23 10:43:38
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