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カテゴリ:いぬわし2008
いつもなら「題名どういう風にしよいかな~」と試合終盤辺りから考え始めるのですが、昨日はやめました。だって、私がどんなに美辞麗句を並べたって、岩隈投手の偉業にはかなわないですものね。それだけ素晴らしい記録ですね。
先発の岩隈投手は5回を0点に抑えれば防御率がダルビッシュ投手と並び、そこから1つでもアウトを重ねれば単独トップになるという状況でした。さらに勝てば勝率も単独トップとなります。こうやって文章にすると「今年の岩隈投手なら楽勝でしょ」と思われそうですが、1点も奪われずに5回を投げきるなんて狙って出来る事じゃないですよね。しかも5回無失点だったとしても、その後1点奪われれば例え9回投げきっても防御率トップにはなれないわけで、さらにチームは現在5位争いをしているので、単純に岩隈が5回を無失点で投げた、じゃ交替させようとはならないんですよね。勝たなきゃ意味がありません。 そんな様々な条件が突きつけられている中、岩隈投手はすべてクリアし、投手部門の三冠をたっせいしました!!\(^O^)/ ピンチらしいピンチも全然なかったですよね。2回に先頭の松中選手を歩かせたくらいでしょうか。5回は内野手の良いプレーが続きましたし、6回も危なげなかったですね。最後の最後に最高のピッチングが出来るなんて、さすがエースです。 達成して記録についてはオフに入って改めて書かせていただきますが、すべてにおいて文句がないですよね。今季の岩隈投手は肘を手術して万全な状態で投げていたと思っていたんですが、どうやら肘の痛みはシーズン中もずっと続いていたみたいです。気持ちでは完投したいのに、今後を考えて試合の途中でマウンドを降りた事も多かったと思いますし、とても歯がゆい思いもしたと思います。でも、そういう気持ちも乗り越えての偉業ですから、ますます光り輝いています。 あとはもう、ゆ~~~~~~~っっくり心身を休ませてください。そして来年も、とファンとしては気持ちが急いてしまいますが、まずは今年の疲れを取る事だけ考えてほしいですね。 そんな岩隈投手を援護したい打線は、4回に今シーズン、いや、球団創設以来ずっと岩隈投手を支えた恋女房・藤井選手のタイムリー背先制します。6回には相性のいい和田投手から山崎選手がライトへ25号2ラン。さらに7回にも草野選手のホームランの後2打席連続となる26号2ランを放ち岩隈投手を強力に後押しします。さらに8回は内村選手もセンター前へ弾き返す2点タイムリーでさらなる追加点を重ねました。 ホセ選手は猛打賞で打率を3割に乗せ、シャーパーの首痛でチャンスがきた塩川選手が2安打、平石選手もサウスポーからヒットと良い面が目白押しでしたね。 大量8得点を挙げた打線ですが、昨日は走塁面もなかなか面白かったですね。セーフティスクイズを図ったり、ダブルスチールを敢行したりといろいろな形を見せてくれました。ただ、そのどれもが成功しませんでしたね(^_^。中村選手や内村選手の台頭によって足の速い選手が増えたイーグルスですが、その俊足を有効に使うためにも、これからはこのような細かいトリックプレーの成功率を上げていきたいですよね。その実践を公式戦で練習出来たのは意義があったと思います。 これで単独5位に浮上(5位浮上という表現が寂しいですが)となり、あと1勝で5位フィニッシュが決まります。まずは今日勝って、明日の試合は王監督の最後のユニフォーム姿をゆっくりと目に焼き付けたいと思います。だから、朝井投手!しっかりとよろしくお願いします! 書き忘れてましたが、3番手のドミンゴ投手がナイスピッチングでしたね。チーム事情で役割が変わり、あげくに後半はファーム落ちも経験したドミンゴ投手ですが、昨日のナイスピッチングを見てまだ気持ちが切れていなかったんだなと嬉しくなりました。ドミンゴ投手とも来季も一緒にプレーしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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