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さて、話はさかのぼりますが…
10月24日、木谷家に元気な男の子が誕生しました! 10月24日といえば、フェニックスリーグ最終戦。 木谷投手はまだ、宮崎にいて…、しかもこの日は登板予定。 「今日いいピッチングをして、子供が生まれる日の記念日にしたい」 登板前、こう話していた木谷投手。 「初めての子供だからなぁ~、どんなんだろうなぁ~、緊張するなぁ~」 と、普段の登板よりも硬くなっていた様子でした。 この日の対戦相手は、フェニックスリーグ優勝が決まっていた阪神タイガース。 木谷投手は先発川井投手の後を受け、5回から登板しました。 プロ入り後最長となる4回を投げ、見事無失点! フェニックスリーグではありますが、プロ初勝利をあげました! ![]() 「プロに入って勝ち負けがつくのが初めてなんです。記念すべき初勝利を、子供が生まれるかもしれない日にあげられるなんて…。ウイニングボールは大切に取っておきます。」 試合が終わると、チームとは別行動で仙台に直行。 無事出産に立ち会え、最良の日となったのではないでしょうか。 去年の今頃は怪我から復帰し、試行錯誤していました。 懸命にリハビリをこなし、必死に復帰を目指していましたが、思うような投球ができず悩む日々が続きました。 去年のフェニックスリーグでプロ初登板を果たすも、自分の理想とする投球とは程遠く、打ち込まれてしまいました。 悪いことは続き、今年も春先に手術した影響でシーズンの大半をリハビリに費やしました。 「このまま投げられずに終わってしまうのでは…」 不安がよぎる日々も、懸命に練習に打ち込んできました。 そして、シーズン後半。ファームで復帰初登板を果たします。 好投は続き、一軍最終戦には一軍昇格も果たしました。登板機会はありませんでしたが、順調なステップを踏んで挑んだフェニックスリーグ。 本来のピッチングを取り戻した木谷投手は、次々に相手打者を打ち取っていきます。 登板イニング数も徐々に増えていき、万全の状態に戻りました。 そして、守るべき家族が増え、責任感も一層強くなりました。 一度地獄を見た木谷投手。そこから這い上がった今、もう怖いものはありません! 来年の木谷投手は、きっと楽天イーグルスの救世主となってくれるはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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