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行住坐臥

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2007年10月17日
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カテゴリ:検見川送信所関連
千葉で育った。

生まれてすぐに越してきたのは、稲毛というところ。当時はまだ
政令指定都市ではなかった。


海沿いで、歩いて三十分ほどで「稲毛の浜」という海辺に出る。
幕張メッセなんかもあるが、当時はただただ空き地が広がってい
ただけのおぼろげな記憶がある。

小学校の時に越して、JRの線路を挟んで内陸よりに住むように
なった。最初に住んでいた稲毛は埋め立て地なので、ほとんど坂
が無かったのに、こっちは坂が多かったのに驚いたことを覚えて
いる。

別にたいした坂ではないけど、自転車にのっていると高低が体感
できて、子どもとしては大変だった。


すごく狭い範囲の引っ越しだったが、どちらに居たときも自転車
でいける範囲に、一本の川が流れていた。


花見川。

印旛沼から東京湾に流れ込む、小さな川。
上流の印旛沼に近づくと、途中で新川(しんかわ)と名が変わる。
タイトルに書いた「花見川、岸辺の緑」は、通っていた中学校の
校歌の出だし(その後は完全に忘れました)。


初めて海で釣りをしたのは、花見川の河口だった気がする。
中学校の夏休みには、友人と毎年「印旛沼まで自転車で行って戻っ
てくる」という壮絶なエネルギーの無駄遣いを毎年やっていた。

小さな、そしてお世辞にも綺麗とはいえない川だけど、川沿いの
風景は海から印旛沼まで変化に富んでいて結構楽しい。

中でも一番好きなのは、花島観音という神社の近く。
久住浩さんの日記に写真が掲載されている。
緑が深く、木々が川面に映っていてとても綺麗な場所。
子どもの頃、船を浮かべて川から岸を眺めてみたいと何度も思った。

中学生の時、部活で「ハナシマ」といえば、川沿いに走って神社に
タッチして帰ってくる地獄のランニングコースだった。川沿いの風
は気持ちいいけど、花島観音近くには急な坂があり、これがしんど
かった。今はもう、絶対に走れない自信がある。



大きな歴史上の出来事に出てくるわけでもないし、小説の舞台にな
るほどの清流や絶景があるわけでもない。知名度はないけど・・・・・・


と思っていたら、高校生の頃にこの川の名前がタイトルになった小説
を見つけて、とても驚いた。


musenhozon.jpg





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最終更新日  2007年10月17日 16時44分27秒
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