MUIR JAPAN / nazoKのヒーリングあ~と

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大地と人々に感謝(11)

どんな想いを持って集まって来られているのか、わたしには知る由もありませんが、夕方以降になると、およそ50~60名くらいでしょうか、九州に止まらず、本島からも多くの方がやって来られているようでした。


どうやら皆さん、最後の宴会用に各自一品ずつの酒肴を持ち寄っていらっしゃっているみたいで、各種各様の料理が揃いはじめています。


舞台となる中庭に面した渡り廊下にはスポットライトが灯され、自然水の流れがそのままBGMに~
絶滅を危惧され、丁重に育てられている日本石亀さんたちも加わって・・・・
速魚川10周年&石龍奉納記念際は林田氏の司会で始まっていきました。


お名前は忘れてしまいましたが美しい女性の奏でる二胡の音に合わせて、井上氏の即興書の披露、落語、猪原信明氏による朗読劇『龍奇伝~信平走る 外伝』・・・・・
高城二三男先生は腕組した姿で立ったまま、舞台を見守っていらっしゃいます。



そして待ちに待ったKAONさんとご主人のステージに移っていきました。
島原にいる間中、KAONさんの笛音と声を聞き続け、その都度わたしの脳はパブロフの犬のごとく、変容していきます。
頭頂が開き、天と繋がっていく・・・・・・


「Aqua」の演奏が始まると・・・・
小さな小さな光の粒がどこからともなく現われてきたようで・・・・
夜なのに周囲がほのかに明るくなってくるのが感じられます・・・・・・
透明な白光と言えばよいのでしょうか?


中庭全体に光が降り注ぎ、光の柱が立ちました~^^
KAONさんのハートが開いている・・・・
わたしのハートも大きく開き、ふたつのエネルギーが中庭全体を包み込むように広がっていったように感じます・・・・・
流れ落ちる涙が止まりません・・・・・・


水を称え、イノチを運ぶ水を守る水の精霊たちがこの場を祝福してくれているようです・・・・


水の惑星、地球・・・・・・
ガイア意識も、「Aqua」の誕生を喜び、場に惜しみない愛のエネルギーを放射し始めてくれているように感じます。



KAONさんが歌い終わり、傍に来られ、「TA-KOさんと共振できて、嬉しかった!」とKAONさんから伝えられ・・・・・

あははは~、止まりかけていた涙が・・・・更に激しさを増し・・・・
もう止めようもなく・・・・・^^;



後で猪原氏からお聞きしましたが、「誰も気づいていないと思いますが、KAONさんが歌い始めると、自宅の電気が一瞬消えました。去年の彼女のコンサート時も同じ現象が起きています。」とのこと、有りうることと納得してしまいました。



KAONさんも龍に繋がるイノチ・・・・・
彼女は陶器で創られた龍笛を時に奏でてくださいます。
その龍笛は、見事な青龍が一面に彫られており、彼女の知り合いの男性が持っていらしたそうなのですが、使いこなすことができず、彼女の手に届いたものだそうです。

想いを込めて創作された物は、意思を持ち、持ち手を選んでいくのでしょうね・・・・



顕在意識で感じる・感じないに関わりなく、参集されたすべての人の魂が光の柱をキャッチしているのでしょう~その後の宴会でみなさんの様子を観察していると、高揚したハートのままに光り輝いていらっしゃいました。

ありがたいことです~^^



わたしも嬉しくて、「青龍」という名前の日本酒を美味しく飲ませていただきました。
皆さまと歓談している間も、個人的な相談や質問などを受けつつ、本当に楽しいひと時を過ごさせていただきました。



3月30日
X氏は、朝6時頃には、広島に向けて車でお帰りになりました。
わたしはお昼のバスで博多へ向かう予定で、それぞれ帰り支度を済ませ、速魚川ギャラリーへ・・・・・


ギャラリーへ向かう車の中で、急に湧き出てきた想い・・・・・
KAONさんに「ひふみの歌」と「アワの歌」を歌っていただきたいと・・・・・
遥かな時代、母が子守唄として歌い継いできたらしいこれらの歌は、心身魂を調整していく作用があり、穏やかで調和を大切にする日本人の心を創ってきたもの・・・・
それを現代に蘇らせたいとの想いを温めていました。

彼女は気持ちよく了解してくださいました。
彼女の声と楽曲、竹笛での構成でその調和の音色を広げていきたいと思ったのです。




昨夜の興奮を鎮めるかのように雨がぽつぽつと・・・・・

ところが、速魚川ギャラリーは祭りの後の静けさかと思っていたら、昨夜の顔ぶれの人たちが次々とやってこられ、むしろ賑わい続けていました。

いろんな方に呼び止められ、質問など・・・・・・
誰に何を答えたのか、もう覚えてもいませんが・・・・・
そんな中で、普賢岳の山頂へ命がけでBEPを埋設してくださった消防署職員のO氏の顔が見え、とっても嬉しかった^^



「自然と人は同じイノチのつながりだということが身体で感じられましたか?」と聞いたら満面の笑顔で「はい、良かったです。何か掴めた気がします。」との言葉を返していただきました。
これからの時代を担っていく若い人たちの心と脳が、あるがままの宇宙や自然の本質に開いていってくださることを願っています。



一仕事終えた後の充足感に包まれ、懐かしい顔、顔、顔・・・・・
隔たりのない家族のように感じられる皆様としばしの別れにハグを交わし、バスに向かうと・・・・・
博多行きは満席で乗車できず、諫早から参加されていた方の車に乗せていただき・・・・・
徐々に強くなっていく雨足に心は、上昇していきました。



初めて訪れた島原は、とても懐かしい人たちとの再会の時空だったのではないかと感じています。

あまりにも多くの人に会い、語り合い、笑い合い、・・・・・
どの人ともheart to heart の触れ合いが自然に流れ・・・・・
出会わせていただいたすべての人たちが、いつの時代かはわかりませんが、何らかのつながりを持っているように感じています。


名古屋に着いたのは午後9時半くらいだったと思いますが、その間中、ハートが大きく開き、地球のすばらしさ、ミラクルな人の実相などとともに、豊かな愛が溢れている宇宙の英知を感じ続けていました。


島原に暮らすサムライたち、水を大切にする人たちに共通している宇宙意識を育んでいるのが、普賢岳であり、眉山であり、伏流水であり、大地であったと・・・・


故郷の大地から教えられた『人は大地の子』という認識を、島原では、『山は大きな水のかたまり』というフレーズで持続する自然水の循環を守ることが、イノチの源なんだと人々の心や行動で教えていただきました。



目先の利便性から山や森を消してきたことで、地球の豊かなイノチがことごとく消えようとしている現在、それに歯止めをかけ、イノチの復元を行えるのはわたしたちヒトの目覚めと気づき、行動であろうと思われます。


水の都~島原から、新しい地球創生の風が渦をなし、北上していくビジョンが広がっていきます。



島原の大地と人々に心から感謝いたします。
ありがとうございました。


おわり




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