今年はまだソレックスに乗ってない。
長く乗らないと燃料ポンプに空気が入り始動困難になる。
この場合、エアーフィルターになっているエンジンキャップを外し
キャブにガソリンを注ぎ込み、走り出せばプスプスと始動する。
ソレックスのエンジンは丈夫で長持ち、本体の故障は考えられない。
車体は今の自転車より錆に弱いので、車体が朽ち果てても
エンジンは大丈夫だ。
ただし、燃料系と電気系は点検の必要がある。
ソレックスのエンジンを裏から見る。左にクランクと発電コイル。
真ん中のぎざぎざローラーが前輪を押さえつけ回す、
途中にクラッチは有るので停車してもブレーキをかけていれば
前進しない。クラッチは塩梅が良いので前輪タイヤを削る事は無い。
下は燃料ポンプ
エンジンを上から見る。シリンダーは外してある。
右がシリンダーヘッド、プラグ穴とデコンプ用バルブ。
現存するソレックスは走行距離が少ないのでピストンを外す必要はない?
フライホイール、左下のプーラーでフライホイールを引く抜くと必ず
センターが割れる。 めんどくさがらず右下のプーラーで外さないとダメ。
このプーラー2ヶは何処にでも安く売っている。
ポイントはフライホイールを外さなくても点検調整できるが、
コイルの接触不良は外さないと出来ない、実際、接触不良は多い。
電気の点検はセンタースタンドを立てて、荷台に重りを載せれば
前輪が浮き、手で回しながら点検できる。
点火時期固定なので、ポイントはプラグに火花が出ればどこでもOK。
50ccエンジンなのでガバナーを付けると、そうとうなスピードがでるのでは?
キャブはもちろんSOLEX。
左はチョークレバー、シリンダーの後ろにキャブが付いているので
パーコレーションを起しやすいが、燃料が循環してるので大丈夫だ。
キャブと右にある燃料パイプはレストア時にはまず詰まっているので
スプレー式パーツクリーナーで清掃すればOK。
排気管も細いので詰まってるはずだ。
これだけ見れば、まず走り出す。
ソレックスの時速は18km。
25kmまでは何とかなるが、それ以上は不明・・・
自転車並みの速度で結構、ロハスな乗り物(違うかも)。
ソレックスに乗ってみたい・・・、5月27日に開催される
フレンチトースト・ピクニックに毎回、スタッフ専用車として
1台置いてあるので試乗可能だ。
上記エンジン説明は間違いも有ると思うので、参考にならない。