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テーマ:F1ニュース・レース(2361)
カテゴリ:レーシング魂
KERSの威力
バーレーンGPは80馬力プラスの威力を初めて見たような気がする。 オープニングラップ。 5位からスタートしたマクラーレン・ハミルトンがスタートを決めた。 ブラウンGP・バトン、レッドブル・ベッテルを抜き去り、、一瞬、 トヨタ・トゥルーリをも抜く。 トゥルーリが抜き返し、オープニングラップはトヨタが1-2を死守。 ハミルトンがベッテルを抜き去るシーンはKERSの威力だろう。 それこそ、スルスルと抜き去っていく。 終盤戦には、フェラーリ・ライコネンがトヨタ・グロッグに追われながら 逃げ切るシーン。 直線で明らかに速度が上がる。 80馬力ブラスというのはこういうことなのだな。 市販ハイブリッドでは揺るがない牙城を築きつつあるトヨタ。 どうして、KERSを搭載しないのだろうか? KERS搭載での重量増でマシン・バランスが崩れるのも怖いが・・・。 序盤4戦は、ブラウンGPの実力、レッドブル・ベッテルの才能 トヨタの破綻のない実力が際立った。 マクラーレンは復調の兆し。 フェラーリはまだトンネルのなか。 ブラウンGP独走で走りきるのか、トヨタの初優勝はいつなのか。 ベッテルは今季何勝をあげるのか。 第5戦から始まるヨーロッパラウンド。 スペインGPは、5月10日。 そうか、今年はGWのレースはないんだな・・・。
バーレーンGPの結果 優勝 J・バトン(ブラウンGP) 2 S・ベッテル(レッドブル) 9 J.トゥルーリ (トヨタ) 4 L・ハミルトン(マクラーレン) 5 R・バリチェロ(ブラウンGP) 6 K・ライコネン(フェラーリ) 7 T・グロック(トヨタ) 8 F・アロンソ(ルノー) 9 N・ロズベルグ(ウィリアムズ) 10 N・ピケJr(ルノー) 11 M・ウェバー(レッドブル) 12 H・コヴァライネン(マクラーレン) 13 S・ブルデー(トロ・ロッソ) 14 F・マッサ(フェラーリ) 15 G・フィジケラ(フォース・インディア 16 A・スーティル(フォース・インディア) 17 S・ブエミ(トロ・ロッソ) 18 R・クビサ(BMWザウバー) 19 N・ハイドフェルド(BMWザウバー) 48周目リタイア 中嶋一貴(ウィリアムズ) KERSについて Kinetic Energy-Recovery System KERS2009年のF1レギュレーションでは、KERSの対象となるのは リアブレーキのみ。 1周あたりの最大放出エネルギーは400kJで、KERSシステムの出力は 60kW(約80馬力)と定められている。 計算すると400kJ=60kW×6.67秒となり、ドライバーは1周あたり 約6.7秒にわたって80馬力のパワーを利用できることになる。 ラップタイムにすると、0.3秒~0.5秒の短縮がKERSにより 可能になるとのことである。 KERSの方式KERSのエネルギー貯蔵システムとしては、 バッテリー(電気式)とフライホイール(機械式)の2つが考えられる。 電気式KERSは、制動時の運動エネルギーでモーター/ジェネレーターを 回しすことによりバッテリーに蓄え、必要なときにホイールの駆動力 として放出する。 一方、機械式KERSは、ブレーキング時の回転とフライホイールの回転を CVTが調整することによって、エネルギー回生と出力が行われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.27 19:48:13
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