アスーステック、世界初のUSB 3.0マザーボードを間もなくリリース
ASUSTeK Computerは10月28日、世界で初めてUSB 3.0(SuperSpeed USB)対応マザーボードを発表した。「ASUS Xtreme Design ASUS P7P55D-E Premium」という、実にキャッチーな名前が付けられている。 同社の新たなハイブリッド・マザーボードは、高速な新進USB(Universal Serial Bus)規格である「USB 3.0」をサポートしていない「Intel P55 Express Chipset」をベースとしている。ASUSは無名のサードパーティ製USB 3.0コントローラを使用し、スムーズな動作を実現することで、同チップセットの問題点を克服した。 Intel自身のUSB 3.0対応チップセットのリリースが遅れ、SuperSpeed規格の普及にも影響がおよぶのではないかとの噂もあったが、今回の動きはそうした懸念を払拭するものと言える。AUSUは2009年初頭にUSB 3.0マザーボードのリリースを2度も延期し、不興を買ったが、28日の発表は多方面から歓迎を受けた。(10月30日 PC World米国版)